はじめに
2017/05/21に今シーズンのプレミアリーグが閉幕しました。
スパーズは2位でシーズンを終えましたが、今回はシーズンを終えての雑感を。
まず、順位表です。エクセルで書いてみたのでうまく貼れているか心配ですが。
開幕前
昨シーズンは上位勢が軒並み不調だったこともあり、レスターと終盤まで優勝を争っていましたが、
最終盤に崩壊し、結局アーセナルに抜かれて3位に終わるという結果でした。
若い選手が躍動していたスパーズは果たして選手を引きとどめておけるのか、
さらにそこに新戦力を加えてより上を目指せるのか、ヒヤヒヤする移籍市場でしたが、
終わってみれば大きな流出はなく、幾つかの補強を終えてシーズンが始まりました。
リーグ前半戦 11勝6分2敗
開幕戦のエバートン戦で引き分け発進
完璧なスタートダッシュ!!!とはいきませんでしたが、13節にチェルシーに2-1で敗れるまで、
リーグ戦無敗を続けていたのは昨シーズンの優勝争いが偶然でないことの証
前半戦ではグアルディオラが就任し、大きな期待を寄せられていたマンチェスター・シティが、
期待通りの開幕6連勝で首位を独走か1?というところでホームに迎えた第7節が印象に残っています。
ケイン不在のこの試合でしたが、ああこんなに強くなったのかスパーズはと感動したのを覚えています。
2試合の黒星もチェルシーとユナイテッド、下位チームに負けなかったのは大きい。
ただ惜しむべきは10月から11月にかけての4戦連続の引き分けでした。
ここをきっちり取れていれば・・・
いやむしろこの時期はケインが離脱していた時期でもあり、大崩れしなかったことを良しとしましょう。
リーグ後半戦 15勝2分2敗
後半戦最初のゲームはチェルシーとのロンドンダービー
今シーズン就任したアントニオ・コンテはアーセナルに敗れたことをきっかけに3バックを採用します。
フォメーションは3-4-2-1 13連勝か14連勝中で早くも独走態勢に入っていたチェルシー
正直言ってどのチームも対抗策を見出せないほど他チームを圧倒していたこのチームに、
ポチェッティーノはミラーゲームで臨みます。
結果は2-0でスパーズ
内容も勝利に相応しい出来で連勝を食い止めることに成功します。
ここで我らが破れていたら恐らくここでプレミアリーグの優勝は確定していたでしょう。
非常に大きな勝利でした。7節で破ったシティがその後開幕からの連勝が幻のように不安定になっていったように、
チェルシーにもほころびが生まれることを期待しましたが、結局そうはなりませんでした。
それでも、優勝争いは続きます。25節でリヴァプールに破れはしたものの安定した戦いを続けたスパーズは
勝ち点10差を維持したまま終盤戦に突入します。
盤石だったチェルシーがクリスタル・パレスに破れた時は一縷の希望を抱きましたが、
25節ウェストハムに破れ、ここで終了
「プレッシャーに弱いスパーズ」「また終盤で崩れた」
なんて声も多く目にしましたが、それまで13連勝で首位を猛追し、
ラスト3試合も勝利で終わったこのチームは素直に賞賛に値すると思います。
昨シーズン優勝したレスター以上の勝ち点を獲得し、クラブ史上最高の勝ち点を獲得し、なお届かなかったプレミアリーグのタイトル
前半戦の引き分けラッシュが痛かったこともありますが、今シーズンはチェルシーが強かった。本当に強かった。
最後に
スパーズを応援し出した頃はまだ中位のチームで、
徐々に4位を狙えるようになっていき、そして今は堂々と優勝争いをするチームになりました。
主力を留めておけるのか、ウェンブリーでうまく戦えるのか、
来シーズンに向けて不安な部分もありますが、まずは素晴らしいシーズンをありがとう!
1記事にまとめようと思っていたのですが、意外と長くなったので2記事に分けることにしました。
次回はフォーメーションや選手について書きたいと思います。
おわり