2018-2019シーズン前半戦通信簿 〜MF&FW編〜

前半戦の各選手の評定のMF&FW編をお届けします。

5段階評価は下記基準にて

★★★★★:驚きの活躍ぶり
★★★★☆:期待値以上
★★★☆☆:及第点
★★☆☆☆:まだまだやれるはずだ
★☆☆☆☆:全く戦力になれていない

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MF

エリック・ダイアー
評価点:★★☆☆☆:まだまだやれるはずだ

珍しく長期離脱となっています。しかし負傷ではなく虫垂炎の手術によるもの。いわゆる盲腸というやつです。
それまでは変わらずボランチの中心としてチームを支えていました。ただ安定感にはやや欠けていてなんでもない場面でのパスミスが多く、ピンチを招くシーンも少なくない。
それでも抜けてみると存在の大きさが際立つもの。センターバックもこなせる頼れるイングランド代表の復帰を我々は待ち望んでいる。

ムサ・デンベレ
評価点:★★★☆☆:及第点

トッテナム・ホットスパーの選手として、デンベレのことを書くのは最後になりました。
開幕から11月までの間だけですが、今季も試合に出場すれば変わらぬ強さを見せてくれた。選手層が薄いポジションだったのでここ最近の中では連戦も多かったけど、よくやってくれました。
2ヶ月間出場がないまま、広州富力への移籍が決まりとなりました。これまでの貢献には本当に感謝しています。ありがとう

ビクター・ワニャマ
評価点:★☆☆☆☆:全く戦力になれていない

あまり書くことが見当たりません。何試合か出た気がするけど、結局また負傷でいなくなりました。もうこれで2年はまともに出られていない。これからも戦力として計算していくのはリスクが大きい。怪我が癒えたとしてもパフォーマンスを取り戻せるかもわかりません。シーズン末までには試合に出て、夏の移籍市場へのアピールにできるといいでしょう。

ハリー・ウィンクス
評価点:★★★★☆:期待値以上

昨シーズンの前半は素晴らしい活躍をしていたのに、怪我してしまってからの後半戦はまるで調子を取り戻せないままシーズンを終えました。
そして今年、ボランチの選手が全然いないこともありますが、スタメンに定着しています。そのプレーぶり、完全復活と言って差し支えない。
後方でのパス回しだけでなく、タイミングを見た持ち上がりもできるようになりました。走れるし連戦にも耐えられるし今年のボランチはウィンクスを軸に回っている。やや力が入りすぎる傾向にあるのでそろそろ余裕を持ってゲームメイクできるようになれれば、代表でも主力としてやれるだろう。

ムサ・シソコ
評価点:★★★★★:驚きの活躍ぶり

加入から何年たっても輝かないため、もう諦めようかと思っていた矢先でした。ボランチとして起用されると驚異のプレーを見せ続けています。
持ち前のフィジカルで中盤を制圧し、期待されていた縦への推進力も復活。一体彼にどんな変化があったのか。スパーズで最も欠かせない選手の一人になりました。
チームのために働く姿は感動ものでスタミナも怪我への耐性も凄まじい限りです。今は珍しく怪我をして2週間ほどの離脱と言われています。今年のメインフォーメーションになっているダイヤモンド型の中盤構成もシソコの能力をフルに活かすためのもの。早期の復帰が待たれる。

オリバー・スキップ
評価点:★★★★☆:期待値以上

アカデミー出身の18歳。プレシーズンでは出番をもらうも、ワールドカップでたくさん抜けていたための穴埋めだと思っていました。あの時もそれほどインパクトを残したわけではなかった。いいプレー見せていたのは同じアカデミーのルーク・エイモスの方。相次ぐボランチ勢の負傷が合間ってチャンスをもらうと、積極的にボールに触り縦パスを入れていく姿勢が評価され、トップチーム定着まであと一歩というところまできました。
来年以降にも出場機会を得るために1試合1試合をこれまで以上に大切にしていく必要がある。

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クリスティアン・エリクセン
評価点:★★★★☆:期待値以上

やや調子の出ない時期もありましたが、代表戦で結果を残すとその勢いをクラブでも継続することができています。今年も変わらずスパーズの中心として攻撃を操っています。スリーセンターの左として、少し下がり目からのゲームメイクがメインタスク。それでも決定機には必ずと言っていいほどタイミングよく上がってきて、チームを救うゴールを決めています。
レアル・マドリーからの興味も常に聞こえていて、契約延長の進み具合もゆっくりです。タイトルを取れなければあとどれだけいてくれるかわからないほど、スパーズの枠に収まる選手ではなくなってきました。

デレ・アリ
評価点:★★★☆☆:及第点

例年に比べると、少し得点力を発揮できていないのが気がかりです。自分のプレーに納得が言っていないような表情を見せることもしばしある。今季は主に2トップを採用していることもあり、アリが最前線に侵入していく場面が減ってしまうのは仕方のないことです。
控え中心のカップ戦なんかでは、攻撃したい気持ちを抑えて下がってゲームメイクするなど、責任感も芽生えてきた様子です。悪童のイメージが根付いてしまい、獲得に興味を示すクラブは減ってきています。こちらとしてはありがたいこと、今後もプレーの幅を広げて言って活躍を続けて欲しい。

エリク・ラメラ
評価点:★★☆☆☆:まだまだやれるはずだ

在籍6年目の古株ながら活躍してきたとは言い難い。今シーズンに入り、ようやく求められていた姿に近づきつつあります。途中からの出場がメインですが、得点が欲しいタイミングで起用できる信頼感は確実についてきています。自分が結果を残したいんだという気持ちが出過ぎている傾向にあり、仕掛けるべきではないタイミングで仕掛けてしまったり、粗めなタックルが多いのは玉にきず。あとは球離れが良くなれば最高です。たまに何もできない試合もあるのでもう少し全体的に向上しなければ不動のスタメンを脅かすには至りません。

ルーカス・モウラ
評価点:★★★☆☆:及第点

去年は加入して半年しかなかったため、うまく言っていなかったのはモウラのせいだけではありません。開幕直後に攻撃の中心としてチームを牽引してくれたのは予想外にモウラでした。ソンが点を取れるようになってからスタメンの機会は減ってしまったものの、モウラのプレー自体は悪くない。まだコンビネーションで崩す場面はあまり見られないのでもっとプレー時間を増やせればその辺も良くなってくるかもしれません。シーズン序盤の爆発力がやや影を潜めているのでもうひと踏ん張り必要か。

ジョルジュ・ケビン=エンクドゥ
評価点:★☆☆☆☆:全く戦力になれていない

ここに入れるかどうかも迷いました。一応メンバー登録されていますが、出番はほぼなし。けが人が多すぎた時はベンチには入るけど、点が欲しい時にも声がかからないところを見るに一切戦力として考えられていないようです。プレシーズンでは良かったので少しは出られるかと思ったのですが完全に数合わせ要因です。放出されず飼い殺し状態なのは単に他から声がかからないだけです。

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FW

ハリー・ケイン
評価点:★★★★☆:期待値以上

今年もチームの大黒柱。多くを語る必要もないでしょう。前線でターゲットになるだけでなく、深い位置まで引いてボールを展開する役割も担っています。ゲームメイクにも携わりつつ、しっかり点も奪っている。一番痛いこのタイミングでおよそ2ヶ月の離脱が発表されました。今年の得点王は厳しくなりましたね。常にトッテナムで長くやって行きたいと発言してくれて本当に素晴らしい存在です。文句をいうことはできません。

ソン・フンミン
評価点:★★★★★:驚きの活躍ぶり

最初の頃はまるでダメ。アジア大会で優勝し、兵役免除を勝ち取り、11月の代表ウィークをクラブで過ごせたときからソンは本来の姿を取り戻しました。12月から直近の試合まで想像を超える大爆発を見せ、攻撃を牽引。左ウイング主戦場だったのに得点力を評価されいまはケインと2トップを組んでいます。どちらかといえばソンの方が最前線で裏抜けがメインタスク。左右どちらでも正確なシュートを放てるのでセンターフォワードのポジションはあっているのかも。2月序盤まで今度はアジアカップで離脱です。怪我もほとんどなく、ヨーロッパとアジアで試合に出続けている強靭な肉体も武器の一つです。

フェルナンド・ジョレンテ
評価点:★★★★☆:期待値以上

さずがにケインの控えとあれば、出場機会は限定的ですが、カップ戦ではハットトリックも記録するなど自分の役割はきっちりこなしています。今季は途中から出てきてパワープレーの軸になることもできている。これまではジョレンテが出てきてもなかなかクロスが上がってこないなど、信頼されていないのかなと思える時もありました。ケインとの相性の良さも見られるのでまだチームに必要な存在です。特にここから一ヶ月、ようやくスポットが当たる時がきました。

フィンセント・ヤンセン
評価点:★☆☆☆☆:全く戦力になれていない

リーグもCLもメンバーから外れここまで出番はありません。ケインの負傷とソンの離脱を受けてなお、ヤンセンがメンバー入りすることはないとポチェッティーノが明言しました。今後もプレーを見ることはないでしょう。夏の移籍濃厚です。

つづく

お読みいただいてありがとうございます。

苦しい時期が続きそうですが、我々は応援していくのみですよ。

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