2022-2023シーズン あたるはずのないプレミアリーグ順位予想 20位〜11位

さあ開幕前のお楽しみ。

昨年の正解は13位ブレントフォードと首位シティだけでした。精度が低い。

軽い気持ちでお楽しみください。

今回は20位から11位まで
※選手の移籍情報は2022年8月1日時点のものです。

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20位:エヴァートン

昨シーズン:16位
愛称:ハマーズ
ホームスタジアム:グディソン・パーク
監督:フランク・ランパード

 降格予想をする時がくるなんて数年前までは思わなかった。そこそこ金をかけての補強を繰り返し、狙うはビッグ6の牙城。そんなクラブだったはずなのに、ピッチ上での結果が伴わなかったことにより、FFP抵触の危機に陥り選手を売らないと受けなくなってしまった。

 戦力は十分中位以上なのに最後まであわや降格という恐ろしいシーズンを過ごしたが、このままいくと今年も危うい。放出はあれどまともな補強はなさそうだ。ランパードはこの悪循環を止められるのだろうか。あと個人的にはいつも予想を下回ってくるので最下位予想したらどうなるか気になってしまった。

19位:リーズ・ユナイテッド

昨シーズン:17位
愛称:ピーコックス
ホームスタジアム:エランド・ロード
監督:ジェシー・マーシュ

 昇格年の9位から一気に17位。クセのあるビエルサを解任した時は悲しかったな。夢があったのに。でもそれも仕方ないほどに攻撃に信念を持つ監督のもとで守備が崩壊していたし、あの決断があったからこその残留だとも言えるかもしれない。

 絶対的なエース、バンフォードの離脱は痛かった。あの頃は小柄なドリブラーが前線に並んでいてまるでボールが収まっていなかったから。しかしこの夏にカルヴィン・フィリップスとハフィーニャが抜けてしまった。攻守の中心選手の穴を埋めつつチーム力を上げるのは簡単じゃない。

18位:サウサンプトン

昨シーズン:15位
愛称:セインツ
ホームスタジアム:セント・メリーズ・スタジアム
監督:ラルフ・ハーゼンヒュットル

 いっときは上位を伺う期待のチームだったのに、今やいつ足元が崩れてチャンピオンシップに滑り落ちてもおかしくないような雰囲気のチームになってしまった。2年連続の15位だが、現状維持は後退だ。

 降格予想は昨年残留チームの下から3つになってしまった。でも考え直してもこれ以外浮かばない。他のクラブと違いこの3つは上を目指す気概が感じにくいのよね。

17位:ノッティンガム・フォレスト

昨シーズン:チャンピオンシップ4位
愛称:フォレスト
ホームスタジアム:シティ・グラウンド
監督:スティーヴ・クーパー

 1992年のプレミアリーグ創設チームの1つ。名門ノッティンガム・フォレストが24年ぶりの昇格を決めた。いやあこういう名前だけはよく知っていたのに、みたいなクラブが上がってくるというのはワクワクするものがあるよね。リーズの時もそうだったけど。

 昇格クラブを降格予想にしないという唯一のルールでやっているこの順位予想コラムですが、その中でも一番下はノッティンガムに決めた。理由は、品のない補強をしているから。プレミア定着に本気だという良い言い方もできるけど、執筆時点で11人だか12人だかをとったらしく、そういうのは好みじゃない。もう別のチームやん。

16位:ブレントフォード

昨シーズン:13位
愛称:ビーズ
ホームスタジアム:ブレントフォード・コミュニティ・スタジアム
監督:トーマス・フランク

 エリクセンが加わって注目された以外はあまり印象にない。昇格1年目としては十分な成果を残したし、選手たちもプレミアの強度に慣れ、自信をつけたことは大きい。ただ13位という成績以上を狙えるかというと疑問符だし、16位予想としてはいるが、降格争いに巻き込まれる気もしている。

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15位:ボーンマス

昨シーズン:チャンピオンシップ2位
愛称:チェリーズ
ホームスタジアム:バイタリティ・スタジアム
監督:スコット・パーカー

 2年振りのプレミア復帰、前回挑戦時は長期政権のマルコ・シウバの元で高い評価を受けるチームだった。そして今のボーンマスを率いるのはスコット・パーカー。え?パーカー?って思いました。フルハムの監督やってたイメージが強くていつの間にボーンマスに。

 プレミアでのプレー経験のある選手も多いのでちょっと面白そうだなと思っている。あとはパーカーを初め、アダム・スミスやライアン・フレデリクスといったスパーズに縁のある選手も多いので純粋に応援したくなるね。

14位:レスター・シティ

昨シーズン:8位
愛称:フォクシーズ
ホームスタジアム:キング・パワー・スタジアム
監督:ブレンダン・ロジャース

 無難な順位予想になりそうだったので、少し荒れた予想をしてみる。近年安定してトップ10を維持しているレスターはここで陥落すると見る。と言っても、今夏の動きを見ていると突飛なご意見でもないだろうけど。

 優勝以来、上がってしまったハードルに応えるべく、ヨーロッパの大会を目指すような投資をしてきたが、いま一歩のところで目標の順位には届いていない。そしてついに予算のやりくりが厳しくなったようで、主力選手の移籍の噂が現実味を持って報じられている。その通りにチームの解体が進めば、レスターの夢はここで潰える。

13位:フルハム

昨シーズン:チャンピオンシップ1位
愛称:コテッジャーズ
ホームスタジアム:クレイヴン・コテージ
監督:マルコ・シウバ

 今年はロンドンのチームが1つ増える。7クラブ目は戻ってきたフルハムだ。過去4年で2回は昇格しているのだが、いずれもワンシーズンで降格している。3度目の正直は起こせるだろうか。

 注目はアレクサンドル・ミトロビッチ。ノリッジのプッキ、リーズのバンフォード、ブレントフォードのトニーと毎年のようにチャンピオンシップの得点王はプレミアでも通用することが証明されてきた。2年前にトニーがシーズン31ゴールという新記録を打ち立てたばかりだが、ミトロビッチはそれを大幅に塗り替える43ゴールを樹立している。以前にプレミアにいた時も十分印象に残るストライカーだったが、油が乗り切った今年はさらに怖い存在になりそうだ。

12位:クリスタル・パレス

昨シーズン:12位
愛称:イーグルス
ホームスタジアム:セルハースト・パーク
監督:パトリック・ヴィエラ

 個人的にはビエラは早めに解任されると思っていたんだけどね。ザハだけに頼るわけじゃない組織的なチームを作り上げ、やや順位もあげてきた。かといってトップ10に入りそうかといえばそんな気もしないし、降格争いに苦しむこともなさそうに見える。

11位:ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン

昨シーズン:9位
愛称:シーガルズ
ホームスタジアム:ファルマー・スタジアム
監督:グレアム・ポッター

 なんかチャンピオンシップから上がってきたばかりのイメージが拭えないなあと勝手に思っているブライトンも、気づけば今年で6年目だ。攻守にバランスの取れたすごくいいチームになってきている。さらに三笘も加わって日本での注目度が上がっている。

 ただスパーズにビスマを放出し、現時点では決まっていないがククレジャも危ない。この2人は昨年のブライトンでも異彩を放っていた大主力なだけに、抜ければその穴は簡単には埋まらないだろう。

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