最も苦手とする相手と vs リヴァプール

ミッドウィークのレアル・マドリー戦から中4日
比較的時間を空けることがてきました。
強豪との連戦は続きます。ホームでにリヴァプールを迎えます。

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唯一勝ったことのない相手

ユルゲン・クロップ監督がリヴァプールでの3年目を迎えています。
ドルトムント時代より自身の代名詞となっているゲーゲンプレスを馴染ませた今年は勝負の年になるはずでした。相変わらず攻撃サッカーは魅力的なのに守備が改善されないので、派手に得点が入る試合が多いですね。そしてパフォーマンスに安定感がなく、大量得点で勝利したかと思えば、圧倒的に攻めているのに得点が奪えず引き分けの試合も少なくない。負けはここまで一つですが、引き分けが4つもあり現在8位です。

しかし、トッテナムにおいては心してかかるべき相手でもあります。
2014年にマウリシオ・ポチェッティーノがトッテナムの監督に就任して以来、リヴァプールには一度も勝てていない。プレミアリーグで戦ったチームで未だ未勝利なのはリヴァプールだけのよう。
去年のリヴァプールはいわゆるトップ6には無類の強さを発揮していて、なんと10戦無敗。安定感がないのは今年と同じで格下との対戦で取りこぼしすぎて順位は伸びなかったけれど。

バルサへの移籍問題でもめていたコウチーニョもしっかり復帰を果たし、攻撃陣は好調です。去年スパーズ守備陣を崩壊させたサディオ・マネは怪我で不在ですが、同じく左利きのアタッカー、モハメド・サラーが穴を埋めている。先日のユナイテッド戦でもかなり存在感を見せていました。オックレイド=チェンバレンやダニエル・スタリッジも控えています。
3トップはどの選手も一人で試合を決めてしまえる力を持っている選手ですが、やはりキーマンはコウチーニョですかね。おそらく左ウイング起用ですが、中盤にも引いてくるし中にも侵入してくるのでまずはここを止めること。マッチアップするのはオーリエとサンチェスかな。
ユナイテッドととの戦いでも相手陣内で試合を進めていたチームなので、その破壊力には注意です。

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走り合いは得策ではない

お互いのプレースタイルは似ていて、基本はポゼッションを高めて崩していくのが第一。奪われてからの切り替えを早くして、連動したプレスからのショートカウンターが得意です。リヴァプールはロングカウンターもかなり強力でこれまではマネがその軸になっていましたが、サラーでもその役目はこなせるでしょう。

普段から3-4-2-1と4-2-3-1を併用しているトッテナムはレアル戦で3-5-2というオプションも手に入れました。これまでどのチーム相手にも自分たちのスタイルで戦うのがポチェッティーノ流でしたが、相手に合わせて戦術を変えるところまで進化しました。ホームなので合わせすぎることはしないと思いますけど、向こうがカウンター上等な姿勢できた場合は落ち着いて対応するべきです。

負傷欠場はデンベレとワニャマとラメラのみ。ローズは復帰はしたもののまだ先発ではないでしょう。左にはデイビスが戻ってきています。これは心強い。チャンピオンズリーグには出られなかったアリは元気なはずですが、いまいち最近パッとしないので心配です。先日も言いましたが、冴えないプレーが続くようなら早めの交代もアリかと。
火曜の試合は見てませんが、パス成功率がモドリッチやイスコを超える91%を記録したと注目を集め始めたウィンクス君もどこまでやれるか見ものです。ケイン、アリ、ソンと毎年一人以上のブレイク選手を輩出している流れに乗るのは今年はウィンクスだと期待しているのでもっともっと影響力のあるプレーをお願いします。

9節目にしてトップ6との対戦は二つ目
負けは許されません。そういえば今シーズンまだ2節のチェルシーにしか公式戦では負けてないんですね。
今年も最後まで優勝争いをするためにも今はまだマンチェスター勢に引き離されたくない時期です。
熱い試合を!

キックオフは日本時間24時です。

トッテナム:予想フォーメーション
GK ロリス
DF アルデルヴァイレルト、サンチェス、フェルトンゲン
MF オーリエ、ダイアー、ウィンクス、デイビス
FW エリクセン、ケイン、アリ

リヴァプール:予想フォーメーション
GK ミニョレ
DF ゴメス、ロブレン、マティプ、モレーノ
MF ワイナルダム、ヘンダーソン、ジャン
FW サラー、フィルミーノ、コウチーニョ

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