ストップ・ザ・シティ、最後の挑戦者 vs マンチェスター・シティ

2017年も残り3試合となりました。

破竹の勢いで勝ち点を重ねるマンチェスター・シティを止めるチームは果たして現れるのでしょうか。
2017-2018シーズン前半戦の「最後の希望」はトッテナム・ホットスパーに託されました。

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希望はどれほどあるのだろうか

プレミアリーグ今年の最大の注目ポイントは2年目を迎えるジョゼ・モウリーニョのマンチェスター・ユナイテッドとジョゼップ・グアルディオラのマンチェスター・シティのどちらが強いのか。他チームのファンの含め、大多数がこの2チームのどちらかを優勝予想としてあげていました。
蓋を開けてみるとご存知シティの独走態勢。17試合を終えての勝ち点49は過去最高の成績です。落とした勝ち点はわずかに2で、得点数は2位のユナイテッドに15点差をつけ、失点数はユナイテッドと並びトップを走っている。隙はなし、無敗優勝の噂も出始めていて今年のプレミアリーグは終わってしまったという見方も間違いではないかもしれません。間もなく前半が終わり、未だ対戦していないチームはトッテナムとニューカッスルのみ。実力を考えれば今節がラストチャンスか。

思えば昨シーズンも開幕戦から公式戦10連勝と完璧なスタートダッシュを決めたグアルディオラ・シティに始めて勝利を収めたのがスパーズでした。そしてスリーバックを採用し、向かうところ敵なしとなっていたコンテ・チェルシーを破ったのも。
悲しいかな去年の栄光にすがる他、大いに可能性を見出すことができそうにありません。それほどに今のシティは強い。強くて自信に満ちている。試合最終盤のゴールで勝ち取った勝利も多い。勝者の雰囲気にあふれている。

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わずかなチャンスに賭けるべし

レアルを破った時のような3-5-2は採用できない。中途半端なスリーバックを組めば、ほころびを必ず見つけてくる。しかし基本的には守備に意識を傾けてのカウンターを狙いとなるのが濃厚です。センターバックには選択肢がなくダイアーとフェルトンゲンのコンビ、サイドバックは悩ましく、ローテーションの順番ではデイビスとトリッピアーですが、スピードに対応するスピードやインテンシティを考えるとオーリエ、ローズの方が戦えます。オーリエはやや不安定なプレーも見られますが。。

ボランチはデンベレとウィンクスを押します。前節の出来は悪かったものの、シソコを入れて4-1-4-1にする方がうまくいかないと思う。それからラメラよりもアリを使って欲しい。攻撃面ではどちらにも良さがあるけど、守備のうまさを考えるとアリの方。
シティはどんどんポジションを入れ替えつつ、ワンタッチツータッチでリズムよく崩しにかかってくる。まずは失点をしないこと。スパーズの対戦相手がやるような戦いを高いレベルで保ち続けられなければ勝機はない。今や上位と下位ほどの差がシティとその他のチームには存在します。シティの独走優勝を食い止めるチャンスが自らの手にあるというのは喜ばしいこと。世界中のプレミアファンがスパーズ側についてくれる珍しい戦いです。まだ今年の戦いを終わらせないために今できる最高の戦いを。

キックオフは日本時間2:30です。

トッテナム・ホットスパー:予想フォーメーション
GK ロリス
DF オーリエ、ダイアー、フェルトンゲン、ローズ
MF エリクセン、ウィンクス、アリ、デンベレ、ソン
FW ケイン

マンチェスター・シティ:予想フォーメーション
GK エデルソン
DF ウォーカー、オタメンディ、コンパニ、デルフ
MF シルバ、フェルナンジーニョ、デ=ブライネ
FW スターリング、ジェズス、サネ

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