2017-2018 プレミアリーグ 第33節
Stoke City 1 – 2 Tottenham Hotspur
Stadium:Bet365スタジアム
得点
52分:クリスティアン・エリクセン(Spurs)
57分:マメ・ディウフ(Stoke)
63分:クリスティアン・エリクセン(Spurs)
トッテナム・ホットスパー
ロリス、オーリエ、D・サンチェス、フェルトンゲン、ローズ、ワニャマ(82’ダイアー)、デンベレ、エリクセン、アリ(90’シソコ)、ソン(67’ラメラ)、ケイン
sub:フォルム、デイビス、モウラ、ジョレンテ
ストーク・シティ
バートランド、ジョンソン(78’クラウチ)、ショウクロス、インディ、ピーテルス、バウアー(95’ズマ)、アレン、ヌディアエ、ソブヒ(69’キャンベル)、シャキリ、ディウフ
sub:ハウゴーア、キャメロン、アイルランド、フレッチャー
思いがけずヒヤヒヤする展開になってしまった。
積み上げられて良かったです。
主張してもエリクセンのゴール
プレビューの時は3試合連続で大勝中だと書きましたが、4試合連続だったようです。同じ相手に4試合連続の4ゴール越えはプレミア記録です。更新とはなりませんでした。そして打ち立てている記録はまだあって、この試合でロリスがプレミアリーグの200試合出場、さらにポチェッティーノが200試合目の指揮となりました。ポチェッティーノはサウサンプトン時代との合算で、ロリスはスパーズでのみ。立派な記録です。これからも伸びていくでしょう。
さて試合のレビューを書きたいところですが、週末は気合を入れて4試合も見たので記憶がやや曖昧です。面白かったですよねマンチェスター・ダービー。
チームとしては調子のいい中でサイドバックとボランチに変更を加えてきました。デンベレ、ワニャマのコンビはなかなか良かった。今日はデンベレの当たり日で、一人で中盤を制圧。ワニャマがいい感じのポジショニングでサポートしていて、やりやすそうでした。時にワニャマは自分で運ぶこともできるので、パスメインのダイアーとは違った味があります。ちなみにそのダイアーは後半の10分ほどの出番でしたが、ボールを受ける度に相手にパスを出しているような体たらくで、何をしに来たかわかりません。点を取られなかったから良かったものの、酷い出来でした。
攻撃陣はちょっとソニーの調子が良くないのかな、と言う印象。体にキレはあるので感覚的な問題だと思いますが、どうも足にボールがつかない。そんな焦りもあってか周りが見えにくくなっているのか、球離れも悪くなっています。消えている時間も長かったので、早めの交代は妥当か。
そして今回もMVPはエリクセンに差し上げましょう。低い位置で攻撃の起点になるのはいつだってエリクセンなのに、今はゴール前に走り込んで自ら得点を奪うまでできています。コーナーキックからの得点は少ないのに左の高い位置で得たフリーキックは凄まじい精度でチャンスを生み出します。ケインが自身の得点をアピールしていましたが、公式にはエリクセンのゴールに。素晴らしいキックでした今日も。
無敗記録更新へ
同日に行われたマンチェスター・ダービーを制したのはユナイテッド。なんとかダービーでの優勝決定という屈辱は回避しました。残るは6試合、そして次はスパーズ vs シティが待っています。ユナイテッドは次節は最下位のウェストブロム戦なので、なかなか考えにくいことですが、ユナイテッドが負けて、シティが勝った場合はここで優勝が決まる可能性もあります。ユナイテッド戦は1日後なので、ウェンブリーで喜ばれることはありませんけど。
あと、今節チェルシーがウェストハムと引き分けたことでスパーズとの勝ち点差は10ポイントになり、おそらく4位以内は固くなりました。喜ぶのは確実になってからにしたいと思います。それにしてもいつも絡んでくるがウェストハムだね。去年はチェルシーを猛追するスパーズの行く手を阻み、今年はスパーズを追撃するチェルシーを止めました。そして降格圏から6ポイント離れたウェストハム自身も残留にかなり近づきました。
対して意味を持たない希望ではあるけど、優勝の可能性を残すのはシティ、ユナイテッド、スパーズのみ。3位のリヴァプールは1試合多いので、可能性はありません。一応これで3期連続で優勝争いをしたということになります。しておきます。意味のある希望でいうと、ストーク戦を終えてプレミアリーグ14戦無敗になりました。これはクラブ記録タイのようです。次節はシティ戦なので、このタイミングにして最悪の相手であることは間違いないけど、目指すべき大きな記録になる。CLを挟むシティより、有利ではあるはず。一週間のしっかりとした準備を。