どうしてもバルセロナ戦は頭をよぎります。
16節はレスター・シティと。
前節よりは激しくなる
今度は中三日の休みを経て、アウェーでのレスター戦です。サウサンプトンとの戦いは比較的落ち着いた試合になりましたが、今日はそうはならないでしょう。レスターは戦えるチームであり、7試合負けなしと状態は決して悪くない。チャンピオンズリーグを控える中、最後まで苦しむ試合にはしたくないがどうなるでしょう。
レスターは良くも悪くもヴァーディーのチームという印象が拭えません。繋いでいく意識よりロングカウンターを狙う場面が未だに圧倒的に多い。何年も徹底しているだけあってそれなりに怖い。ただこれまでと違うのはマフレズがいなくなってことで遅攻の選択肢が減ったこと。グレイのドリブルはキレはあるけど単発で独りよがり。オルブライトンは安定しているけど爆発力にかける。岡崎は完全に蚊帳の外です。
わかっていればそれなりに対策は打てるはずです。攻守の切り替えの速さで負けないこと。特にネガティブトランジション、守備への切り替えです。素早く前線を狙ってくるけど、その出どころを抑えられれば攻撃力は半減でしょう。走らせれば強いサンチェスが欲しいところですが、そこはなんとかカバーしてもらうしかありません。わかっているカウンターで失点するのだけはみっともないから気をつけて欲しいですね。
速攻合戦にはならないように
セインツ戦で目についたのはスパーズの縦への意識の強さ。4-3-3のスリートップにソンとモウラが入ることで、ボールをもらってから取りあえず仕掛けにいってしまう。するとエリクセンやサイドバックがサポートしに来るまもなく、密集エリアに入ってしまうために奪われる頻度も増えてしまいます。意識自体は良いのでそれ一辺倒にならないようにコントロールしないといけません。特に相手もカウンター好きのチームなので走り合う展開にはしたくない。失点のリスクも増すばかりだし、無駄な疲れにも繋がります。
そのためにも、もう少しエリクセンだったりアリだったりを高い位置に置く、4-2-3-1に戻してほしい。ソンやモウラに自由を与えすぎて、ケインと並ぶ位置まで行ってしまうために、トップ下のポジションがなくなるのが問題です。サイドに幅がなくなると中央突破を急ぐしかなくなるのでポゼッションする時間が短くなるのです。
良いイメージを持ちながらスペインに迎えるよう、内容も結果も求めて行きましょう。
キックオフは日本時間4:45です。
トッテナム・ホットスパー:予想フォーメーション
GK ロリス
DF オーリエ、フォイス、フェルトンゲン、デイビス
MF ソン、シソコ、アリ、ウィンクス、モウラ
FW ケイン
レスター・シティ:予想フォーメーション
GK シュマイケル
DF ペレイラ、モーガン、エバンス、チルウェル
MF オルブライトン、メンディ、マディソン、ヌディディ、グレイ
FW ヴァーディ