2018-2019 カラバオカップ 準決勝1st
Tottenham Hotspur 1 – 0 Chelsea
Stadium:ウェンブリー・スタジアム
得点
26分:ハリー・ケイン(Spurs)
トッテナム・ホットスパー
ガッザニーガ、トリッピアー、サンチェス、アルデルヴァイレルト、ローズ、シソコ、ウィンクス(90’スキップ)、エリクセン(91’ジョレンテ)、アリ、ソン(79’ラメラ)、ケイン
sub:ロリス、ウォーカー=ピータース、フォイス、デイビス
チェルシー
アリサバラガ、アスピリクエタ、リュディガー、クリステンセン、アロンソ、カンテ、ジョルジーニョ、バークリー(75’コバチッチ)、オドイ、ウィリアン(63’ペドロ)、アザール
sub:カバジェロ、ザパコスタ、ルイス、アンパドゥ
あまり良い内容ではなかったみたいですが、
価値ある勝利です。
防戦一方の試合展開?
カラバオカップのみ視聴環境がありませんので、ハイライトからの記事となります。ご了承ください。
トッテナムはガッサニーガ以外はベストメンバーです。チェルシーはおそらくアザールをセンターフォワードに置くゼロトップの形。よほどモラタやジルーは信頼がないのでしょうか。それからダビド・ルイスも温存です。前線にはペドロをベンチにおいて18歳のカラム・ハドソン=オドイがスタメン起用されました。チェルシーの方が多少メンバーを落としてきている。プレミアの方に力を割く方針でしょうか。
唯一の得点はVARによって生まれました。アルデルヴァイレルトのフィードに抜け出したケインがケパに倒されてのPK。ここではオフサイドかどうかと、ファールだったかどうかの2点が対象でいずれもスパーズにとっては良い判定となりました。試合後にチェルシーサイドは別の角度からの映像を用意してあのシーンはオフサイドだったと訴えているようです。実際どうだったかはさておき、まだまだイングランドでは始めたてのVARに慣れるには少し時間がかかるでしょう。
今日は全体的にあまり良くない日だったらしく、スタッツを見てもペースを握っていたのはチェルシーの方。ガッサニーガの働きもあり、ケインの一点を手堅く守って勝利しました。
一応勝利を収めましたが、最小点差での勝利です。有利になったとは考えない方がいい。次はスタンフォード・ブリッジです。スパーズからするとメンバーを揃えて望んだのに上手くやれなかったのは苦しい。考えるネガティヴになりそうですが、切り替えて次は週末のユナイテッド戦です。チェルシーとの勝ち点差を維持したままであればプレミアのことを少し頭から外して余裕を持てるはず。
新年3試合を終えて実はまだ失点がありません。これは素晴らしいこと。強いチームはまず守備から。ディフェンスラインはそれなりに交代させつつ回せるようになってきたことで安定感が出てきました。問題は攻撃の要となっているソンが次を最後に離脱すること。戻りたてのラメラやモウラが来週からはどこまでやれるか。期待しましょう。