大混戦のプレミアリーグも残り4節
ブライトンも残留がかかっている
全勝ならば文句なし
予想通りシティに敗れて、順位後退かと思いきや、みんな仲良く勝ち点を落としたためになぜか3位をキープすることになりました。プレミアではよく見る連鎖ですが、そんな中でも確実に勝ち星を重ねてくるシティやリヴァプールはやはりタイトルにふさわしいのでしょう。年初にはまだ優勝争いに食い込めそうな気がしていたのに、気づけば首位とは21ポイントも離されていました。
チャンピオンズリーグ出場権の争いは3ポイント差の中に4チームが巻き込まれている大混戦です。ここ数年は余裕を持って4位以内に食い込めていたので、この感覚は久々です。どうやら最終節まで楽しめそうだ。全勝で終えられる可能性は十分にある対戦相手を残しているスパーズですが、懸念はチャンピオンズリーグで勝ち上がったことによる過密日程と、相も変わらぬ離脱者の多さです。シーズン開始時点では完全な戦力外宣言を出されていたフィンセント・ヤンセンさえ、ついにベンチに戻ってくる始末。プレースタイルは嫌いじゃないけど、あまりにも実戦から遠ざかっているため、戦力になり得るのかは未知数です。
さてブライトンはというと、降格圏と3ポイント差の17位です。得失点差では大きな差をつけているので3ポイント以上の余裕はありますが、ハダースフィールド、フルハムに続く最後の降格枠はブライトンとカーディフに絞られたと言っていいでしょう。そしてそんな状況のチームは普段以上の力を発揮するこの時期ですが、ブライトンは全く調子が上がっていません。直近の公式戦6試合でなんと1点も取れていません。勝点の話ではない。得点が、です。
ビッグ6との対戦では割と僅差の試合が多く、それなりに苦しめてはいるようです。あまり大崩れしている試合は多くないようで、今日の試合も守りから入ってくるでしょう。となればジョレンテ先発は大いにあり。無失点のホームスタジアムで今日も快勝を期待しましょう。
ちょっとずつターンオーバーを
ここからリーグ最終戦まで、ずっと2、3試合間隔で試合があります。消化試合は一つもありませんが、出ずっぱりの選手がいくつかいるので少しずつ休ませていかないと後々厳しくなります。特にエリクセンは途中交代すらほぼないので上手く休ませて欲しいところ。今日も週末もフル出場ではその先が不安です。
それからやっぱり気になってしまうのはヤンセンの出番があるかどうかですね。ポチェッティーノも起用する可能性は示唆していたので出番はあるかもしれません。ジョレンテを毎試合フルで出すのは年齢的にも厳しいと思いますのできっとチャンスは巡ってくる。ラメラも計算が立たないのでヤンセンにある程度お願いしないと、前線が回せなくなってしまうので。
中盤はやはり呪われていて、ワニャマ、ダイアーの復帰とともに離脱したウィンクスとシソコは今日も出られません。来週のアヤックス戦も微妙とのことでした。戻りたての2人は今週の2試合で試合勘を取り戻してもらって来週は問題なくやれていることを願いたい。シティ戦を見る限り、ダイアーはまだまだでした。
ここからはホーム3連戦です。リーグの2試合でさらにこのホームスタジアムをホームの雰囲気にしていければいいですね。
キックオフは日本時間27:45です。
トッテナム・ホットスパー:予想フォーメーション
GK ロリス
DF トリッピア、サンチェス、アルデルヴァイレルト、デイビス
MF エリクセン、ダイアー、アリ、ローズ
FW モウラ、ジョレンテ
ブライトン:予想フォーメーション
GK ライアン
DF ブルーノ、ダンク、ダフィ、ボン
MF カヤル、スティーブンス、グロス、マーチ
FW イスキエルド、マーレー