今が最低という心構えを vs サウサンプトン

待ち遠しいという気分にはなれなくても、週末はやってきます。

プレミアリーグ第7節、サウサンプトン戦です。

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何が起きても驚かないよ

さすがにサプライズだったコルチェスター戦の敗戦を受け、ポチェッティーノの去就問題も少しですが報道に上がるようになってきてしまいました。もう長いこと内容の良くない試合が続いていますが、それを改善できないままになんとなく勝点を積み重ねてきたツケが一気に表面化してしまったのが現状です。1年以上続いているこの状態が劇的な改善を見せるとは思えません。今は我慢の時期、そう腹をくくることが大切かもしれないというそんな時です。

セインツの試合は追っかけていないけど、今年もうまいこと中堅の立ち回りができているよう。13位に位置していますが、勝点差は1ポイントなので負ければひっくり返されます。相変わらず最前線の人選には苦心している様子です。去年の感じでは今年はもっと下の順位にいるような気がしていましたが、レンタルバックや新加入選手たちを積極的に起用して、それなりの結果は残せています。

今日はホームなのでボールを握る時間が長くなると予想できるけど、今のスパーズの問題はチャンスを作る過程にあります。相手陣内でポゼッションする中で、最後の崩しの勇気とアイデアがない。サイドバックの人選次第ではクロスを上げることはできるけど、その精度が絶望的でフィニッシュまで至らない。単調なクロスと固められている中央に突撃する攻撃ばかりではいけない。ミドルシュートも減っているし、ペナルティエリアの端から斜めに崩して行く努力を見せて欲しい。ロングカウンターからのゴールに満足するようにはならないでくれ、未来がないから。

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数はいるのだが

ようやく負傷者も減ってきて、多分今はロチェルソとセセニョンの新戦力勢だけ。それなのに明るい展望になれないのはポチェッティーノが戦力の最適解をいまだに見つけられていないせいです。特に中盤、特にボランチ。エンドンベレ、ウィンクス、シソコを並べたい気持ちはわからなくはありません。机上ではうまくいきそうな気はする。ボランチの人数も多いから枠は増やしたいしね。

でもまあご存知の通り全くうまくいっていません。攻撃参加が得意なタイプがいないので、どうしても立ち位置が後方寄りになってしまい、押し込む展開に向いていない。4-3-1-2という布陣は元々はレアル戦のようなカウンターに活路を見出すしかないような試合のために考案したものだったはず。それがうまいこと2トップの勢いだけで点が取れるように見えたもんだから、メインのフォーメーションに昇格させたくなってしまい、今の悪循環につながっている。

前線の選手は誰を起用しても、自分で点を取るという意識が強すぎるのも良くない傾向です。ソン、モウラ、ラメラあたりは特にそう。せっかく世界最高のハリー・ケインがいるのに、彼が気を使って起点の役割に奔走するのはどう考えても効率が悪い。何度かいっているけど、個々のパフォーマンスが悪いと言うわけではないと思っているので、大切なのはフォア・ザ・チームの精神です。チームのために犠牲になれる選手こそ、今起用されるべき。

キックオフは日本時間23:00です。

トッテナム・ホットスパー:予想フォーメーション
FW ケイン、ソン
MF エリクセン、ウィンクス、シソコ、ラメラ
DF ローズ、フェルトンゲン、アルデルヴァイレルト、オーリエ
GK ロリス

サウサンプトン:予想フォーメーション
FW ダンソ、イングス、アダムス
MF ブファル、ロメウ、ホイビュルク、プラウズ
DF ベドナレク、ヴェステルゴー、ソアレス
GK グン

2019-2020シーズン 試合結果一覧

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