2020-2021プレミアリーグ最終節
勝たなければいけないのはどちらも同じ
勝てなければ負ける
もう今シーズンは終わったんだと何度も思わされてきたシーズンではあったものの、最終節にこんなに勝利を求めることになるとは。もしかすると最終節で一番盛り上がる対戦カードなのかもしれません。
順調にCL権を獲得するかと思われていたレスターは5位で最終節を迎えることになってしまった。奪還するためには勝利が必須。こんな状況のレスターとはやりたくなかった。対するスパーズも今の順位を死守するためには3ポイントが必要だ。追い縋るエヴァートンはシティとの対戦のため簡単ではないだろうが、1ポイント差のアーセナルはブライトンとなので勝ってくる可能性は低くない。後ろ2チームのいずれかが勝てば、スパーズは引き分けでも逆転される。そうなれば、来季のヨーロッパの大会には出られない。
12月に対戦した時は首位に立って気分が良かったのに調子を崩し始めてしまったあの頃のこと。失点こそPKとオウンゴールだったものの内容的には完敗の試合だったと記憶している。自分のレビュー記事ではだいぶ怒っていた。
メイソン体制になってから、明確に格上のチームとみなせるのはカップ戦決勝のシティ戦だけだった。今日のレスターも同等以上のチームであることは間違いない。ある程度ボールを握れる相手にはポチェッティーノ回帰のサッカーはそれなりの結果を残せてはいるが、レスター相手に常に押し込めるような試合にはならないだろう。
だけどおそらくメイソンは他のプランは持っていない。そもそもあのモウリーニョを持ってして引いて受けてカウンターを浸透させ切ることが出来なかったのだから、新人監督に求めてもそりゃ難しいだろう。何よりそんな試合は見たくない。メイソンにとっても最後の試合なわけだし、悔いのないように自分の考えを貫いてほしい。
キックオフは日本時間24:00です。
トッテナム・ホットスパー:予想フォーメーション
FW ソン、ケイン、ベイル
MF ホイビュア、アリ、ロチェルソ
DF レギロン、ダイアー、アルデルヴァイレルト、オーリエ
GK ロリス
レスター・シティ:予想フォーメーション
FW ヴァーディ、ペレス
MF トーマス、エンディディ、マディソン、ティーレマンス、オルブライトン
DF ソユンジュ、フォファナ、カスターニュ
GK シュマイケル
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