2021-2022 プレミアリーグ 第16節
Brighton & Hove Albion 0 – 2 Tottenham Hotspur
Stadium:ファルマー・スタジアム
得点
37分:クリスティアン・ロメロ(Spurs)
57分:ハリー・ケイン(Spurs)
トッテナム・ホットスパー
FW ソン(80’モウラ)、ケイン、クルゼフスキ(92’ベルフワイン)
MF レギロン、ホイビュア、ベンタンクール、ドハーティ(80’エメルソン)
DF デイビス、ダイアー、ロメロ
GK ロリス
sub:ゴッリーニ、ロドン、サンチェス、ホワイト、ウィンクス、スカーレット
ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン
FW モベイ
MF トロサール、グロス(78’モデル)、マクアリスタ、ビスマ(62’ウェルベック)、マーチ
DF ククレジャ、ダフィ、ダンク、フェルトマン(78’ランプティ)
GK サンチェス
sub:スティール、ムウェプ、アルゼート、カイセド、レナード、サルミエント
甘やかしちゃダメだよ
12月に開催されるはずだった16節の延期分、これはコロナのせいだっけ?雪のせいだっけ?もう忘れました。今のスパーズは好不調の波の大きなチームになってしまっていて、白と黒が交互についている状況だけど、ブライトンはもっと悪くて5連敗中でさらにその間1ゴールしか奪えていないという大スランプ。
リーズ、エヴァートン、ブライトン。なんか最近の勝ちゲームは相手がこちら以上に不調に陥っているだけというパターンが多い。今日のブライトンも見るからにうまくいっていなかった。ちょっと前まではまとまったいいチームだと思っていたのに。
ボールを握っておきたいのにブライトンは後方がとても不安定。ディフェンスやキーパーのミスからスパーズがチャンスを頂いたのが2、3度あった。いずれも決めきれなかったのは問題ですが。そして前に運べてもなんかあんまり怖くない。スパーズがリードしてからはブライトンがポゼッションしている時間が長かったのに、結局枠内シュートは0本だった。ここまで完璧に守れたのはいつぶりか。
とはいえこちらが最高の内容だったわけじゃない。ボランチとWBのところではスムーズにパスを回せるものの、ソン、ケイン、クルゼフスキのいるところまでは効果的にボールを送れず、攻撃には停滞感があった。スパーズの攻撃もそこまで怖くはなかった。
いわゆる3人目の動きだしが少ないので、近場の横か後ろにばっかりボールを回すことになってしまい、その隙に相手が陣形を整えてスペースがなくなっている。するとみんな自分のところには来ないなと思うのでまた動き出さなくなる。悪循環でテンポが出なくなってしまっていた。
そんな状況に焦れたロメロが有り余るエネルギーを爆発させるように攻撃参加を繰り返し、クルゼフスキのシュートを体に当ててスパーズでの初ゴールを記録した。前に出る割には攻撃センスはあまりないけど、その意気は買う。他の選手にもあれくらい、自分が何かを変えるんだという自覚を持ってもらわないといけないと思うよ。今日の試合の出来でチームが良くなっていると勘違いすると、またすぐに悲しい試合をすることになるから。