2022-2023 プレミアリーグ 第16節
Tottenham Hotspur 4 – 3 Leeds United
Stadium:トッテナム・ホットスパー・スタジアム
通算戦歴:65勝24敗8分(勝率:67%)
得点
10分:クライセンチオ・サマービル(Peacocks)
25分:ハリー・ケイン(Spurs)
43分:ロドリゴ(Peacocks)
51分:ベン・デイビス(Spurs)
76分:ロドリゴ(Peacocks)
81分:ロドリゴ・ベンタンクール(Spurs)
83分:ロドリゴ・ベンタンクール(Spurs)
トッテナム・ホットスパー
FW リシャルリソン(69’ビスマ)、ケイン、クルゼフスキ(89’モウラ)
MF ペリシッチ、ホイビュア、、ベンタンクール、エメルソン(57’ドハーティ)
DF デイビス、ラングレ(57’サンチェス)、ダイアー
GK ロリス
sub:フォースター、タンガンガ、スペンス、スキップ、ヒル
リーズ・ユナイテッド
FW ロドリゴ(89’ゲルハート)
MF サマービル、ロカ(79’エイリング)、アーロンソン、アダムス、ニョント(46’グリーンウッド)
DF ストライク、クーパー、コッホ、クリステンセン(89’フェルナンデス)
GK メリエ
sub:ロブレス、フィルポ、ジョレンテ、バーキンス、ギャビ
勝てて気持ちよくワールドカップへ
13連戦でしたっけ?未だかつてない過密日程の最終戦はプレミアリーグでも屈指の走れるチーム、リーズ・ユナイテッドだ。数節前から慢性的な疲労感の抜けないスパーズだったが、ここにきてリシャルリソンとクルゼフスキがスタメンに戻ってきた。ようやく、見栄えのするスタメンが並んだ。
多少は悪くない立ち上がりだったのかもしれないが、それも束の間、当たり前に失点をする。プレミアを戦うには軽量級に見えるリーズの10番にイングランド代表のダイアーがあっさりと翻弄された。散々ここはスピードとクイックネスで狙われたので、後半にはサンチェスを入れてみたが、サンチェスはロドリゴにほぼサマービルと同じ縦への勝負に完敗した。ロメロは何をしているんだ。
前半は早くに失点し、コーナーキックでケインが点を取るが結局リードされて折り返すというお馴染みの展開は毎度毎度で改善がない。ワールドカップ後には何か変わっているのだろうか、それとも補強だけが解決策なのだろうか。
得点のほとんどをセットプレーに頼っていたスパーズの攻撃は大きく改善された。主にクルゼフスキによって。ボールを持って自ら仕掛けることもできるし、2得点を生み出したように深い位置に走り込んでインサイドを攻略することもできる。何年か前にどっかの監督が「FCケイン」と我々を揶揄していたが、今はFCクルゼフスキと言いいたくなるくらい、右サイドは生まれ変わった。
左のリシャルリソンはそこまで目立たなかった。ケインがチャンスメイクに下がった時には最前線に出て行ってクロスのターゲットになれるのは良いと思った。あまり今日は決定機にはならなかったが、これまではケインが下がると前が空いてしまうのが問題だったから。ソンもだが、もっとクルゼフスキのようなランニングでペナルティエリアの内側を攻めて欲しい。やはりあそこが一番怖い。崩しが右ばかりではいずれ対策されてしまうだろう。
3度もリードされながらよく3ポイントを獲得した。失点は良くないがとりあえず今日はいいよ。よく勝ったよ。これでプレミアリーグは中断に入り、選手の半数はワールドカップへ向かう。個人的にもとても楽しみにしてる。みんな悔いのないように頑張ってくるんだよ。