コラム

ハリー・ウィンクスは輝きを取り戻せるのか

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今シーズンは大きな飛躍の年になるはずだ。
そう期待を寄せられて順調なスタートを切ったハリー・ウィンクスが後半に入りスランプに陥っています。
また調子を取り戻し、出場機会を得られるのか。状況をまとめてみましょう。

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ウィンクスの年になるはずだったが・・・

2016-2017シーズンにプレミアリーグデビューを果たしたばかりのウィンクスは当時まだ20歳でした。ワニャマとデンベレが組む安定したボランチの構成に割って入るとまではいきませんでしたが、ほとんどの試合で途中出場するなど、シーズンの後半に向けて徐々に出場機会を増やしていきました。中盤の低い位置で走り回り、パスを引き出してはシンプルに捌くスタイルでチームにリズムを生み出すトッテナムの中盤にまた違う色を与えてくれる選手でした。

2017-2018シーズンになると、早い段階でボランチの負傷者が相次いだということもあり、さらに出番を増やします。スタメン起用も出始めた10月には追加招集ながらもイングランド代表への初選出&初出場も果たし、その初出場のリトアニア戦でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれる活躍を見せました。

順調なシーズンスタートを決め、ケインやアリに続いてスパーズでブレイクする次世代の若手として注目を集めるようになりました。ポチェッティーノも度々その活躍を賞賛し「リトル・イニエスタ」なんて呼んでいました。しかし、シーズン後半には思うようなプレーを見せられなくなってしまいました。

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ゆっくりと心のケアを

きっかけは恐らく18節のマンチェスター・シティ戦です。チームとしても大敗を喫した中でウィンクスの出来は目立って悪かった。(あとトリッピアーも)この試合以降、ウィンクスの出番は激減することになります。負傷という情報もありましたが、それでもちょいちょい試合には出ています。ただ、カップ戦に出てもプレーは思わしくなく、どうも以前の自信を失ってしまったように見える。それはポチェッティーノも認めていて、「負傷もそうだが自信を失ってしまっているんだ。我々は全力でサポートしたいと思っているよ」とコメントしていました。

シティ戦のインパクトは相当なものだったのでしょう。そしてそれがトラウマになってしまった。現在の状況から推理するとそうとしか考えられません。一時はイングランド代表に招集されていましたが、今回の親善試合にはもちろん呼ばれず、代わりにU-21の代表チームに入っていましたが、そこでまた怪我をしてしまいクラブに戻ってくることになりました。

今はスパーズも選手層が厚くなり、ベンチにも入れない時期が続いています。ダイアー、デンベレ、ワニャマはともかく、今季からコンバートされているシソコよりも序列は下。もしかするとウィンクスを出すより、エリクセンやアリをボランチで起用する可能性の方があるかもしれません。

できればワールドカップでもウィンクスは見たかったし、ハードーワーカーの多いイングランドの中盤の中でパスを武器にテンポを生み出せるウィンクスは面白い存在になれたはずです。ただ、今のままでは難しいし、復活の兆しも見えていません。さらにカップ戦も控えメンバーで挑むようなラウンドではなくなってしまいました。今シーズンはもう厳しいかもしれないけど、このまま他のチームへの移籍というのは心苦しいので来シーズンをめどにしたペースで構わないので、自分のプレーを取り戻して欲しいと願います。

でも、やっぱりワールドカップでみたいなあ・・

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