ポジション別の最後はフォワード
今年も変わらぬ得点力
背番号 | 名前 | 出場数 |
---|---|---|
7 | ソン・フンミン | 53 |
10 | ハリー・ケイン | 48 |
18 | フェルナンド・ジョレンテ | – |
※出場数は公式サイトを参照。「-」の選手は表記なしだったものです。
今年も健在ハリー・ケインは得点王こそ逃したものの、自己最多の30ゴールを記録。毎年着実に成長を続けています。組み立てに絡む時間が減っているように感じる時期もしっかり得点を奪ってきました。試合後のレヴューの旅の「もっと動いたほうがいい」的なこと言ってきましたが、言いがいがない。今年もありがとうございました。
スパーズの悩みといえばケインの存在が大きすぎて、サブの選手が輝けないこと。はっきり言って途中交代やケインの離脱時に同じくらい活躍しちゃえる選手ならここにはいません。でも求めてしまうのが僕らの勝手な性分です。ヤンセンはレンタルで修行に出ていて今年の生贄は元スペイン代表、フェルナンド・ジョレンテ。高さと強さを生かしたポストプレーが売りで、自分の得点にこだわりすぎないスタイルは、自分の能力を知り尽くしているベテランのなせる技。好きだったけど、ポチェッティーノの信頼はつかめず、ヤンセンと同様に2番手の座はソンに奪われてしまいました。
ケインがいれば安泰か?
いろんな話はあれど、ケインはいてくれると信じています。ジダンが退任を発表したレアル・マドリーではベイルやクリスティアーノ・ロナウドにも放出の話があります。先日契約を延長したばかりのポチェッティーノがジダンの後任にリストアップされているとも言われている。そしてポチェッティーノとともにケインも持って行きたがっていると。そりゃどのチームでも欲しがるでしょうが、この二人はスパーズの象徴。いい加減にしろ。
エースの陰に隠れているけど、チーム2番目のスコアラーはソン・フンミン。中盤左が本職ですが、一応公式にはフォワード登録のようなのでこちらに入れています。テクニカルなMFが多い中で、個で違いを作れるソンは貴重です。サイドアタッカーでありながら、ワントップにもツートップにも対応できます。状況に応じて右でもプレーできるようになりました。
やはり課題はケインの控え。ジョレンテは年齢も年齢なので、おそらく新しい選手を探すのではないかと。個人的にはヤンセンが活躍する姿を見たい。フェネルバフチェではあんまり活躍していないみたいなので厳しいかもしれないけど。
絶対的な存在がいるときは控えとで差が出てしまうことは仕方ない。どのチームもだいたい同じです。ソンのように2列目もこなせる選手の方がいい顔しれません。とりあえずケインが残れば、怪我がなければよし。