同格以上のチームに勝つことができなければ・・・

伴わない試合内容ながら、それなりに勝ち点を拾えている今シーズンのトッテナム

土曜日から始まる三連戦は今期のこれからを占う重要なものになるでしょう。

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順当な結果ではつまらない

リーグ戦12試合を終えて勝点27ポイント、首位との差は5ポイント。うん、悪くない。しかしここまでの戦いぶりを考えると、そう思っていられるのも今日までかもしれません。そんな危機感を感じているのです。

全大会を通しても引き分けはPSV戦の一つだけ。あとは全て勝敗の決する試合を繰り広げてきました。去年までに比べて取りこぼしらしい取りこぼしが減ったのは大きな成長と言ってあげたい。もやもやするような不甲斐ないゲームでも1ポイントと3ポイントでは大きくこの先違ってくるというのはこの2年の経験でわかっているはず。ただし新たな課題も見えている。それは同格以上のチームに勝てないこと。負けてしまうこと。

5試合の黒星はワトフォード、リヴァプール、インテル、バルセロナ、シティでした。ワトフォードだけ異色に見えますが、あの時の彼らは開幕以降全勝の絶好調期です。順位では並んでいたし、負けて抜かれた。これでわかるように目標としている順位を争うべきチームとの直接対決にはことごとく敗れています。3節にはユナイテッドに勝っていますが、それに関してはその後の状態をみればいうまでもない。

ことリヴァプール、バルサ、シティの3試合については今のままだと何回やっても勝てないだろうなと思ってしまうくらいの差がありました。スコア的には辛勝だったかもしれないけど、完成度には違いがあった。どこで歯車が狂ってしまったのか、ワールドカップの影響が抜けきらないだけなのか。納得のいくゲームはまだない。

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ロンドン、ミラノ、ロンドン

インターナショナルマッチウィーク明け最初のゲームはチェルシーとのロンドンダービー。一個前はクリスタル・パレスだったので実はダービー3連続です。間に挟んじゃうから実感は薄めだけどね。そしてインテルとのチャンピオンズリーグを挟んで週末をノースロンドン・ダービーで締めくくり。

まずはシーズン無敗のチェルシーです。無敗のチームと3敗のチームですが、勝点差は1ポイントしかありません。勝てばひっくり返せるし、仮に負ければここから優勝戦線に戻るのは至難の技になります。なんせ上のチームも取りこぼさないのでね。いつだって立ちはだかるのはチェルシーだ。過去の因縁とか知らんから僕の中ではアーセナルよりライバルよ。

それからインテル戦はもっと過酷。負ければ即敗退だし、勝ったとしてもバルサ戦が必勝になるだけです。勝っても負けても地獄のような試合、この状況に追い込んだのはもちろん自分たちなのだけど。しかも2点差くらいで勝たないといけないんでしたっけ?

そして最後にアーセナル、こちらも監督を変えてからチームを取り巻く雰囲気が変わっている。今時点では3ポイントリードだけど、チェルシー戦の結果次第では順位が入れ替わって迎えることになるかもしれない恐れもあります。

全勝で終えられたらもちろん言うことなしだけど、全敗で終わる可能性もあるような一週間になります。リーグ戦に黒星がつけば優勝争いには絡めなくなるだろうし、チャンピオンズリーグは負ければ敗退です。こちらは引き分けでもほぼ終わりですが。楽しみと不安とが入り混じるシーズンの行方をも決めかねない時間の始まりです。

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