コラム

3種類のフォーメーションを使いこなすチームになった。後編

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3種類のフォーメーションを使いこなすチームになった。前編
後編をお届けいたします。

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・4-3-1-2

—–22節:マンチェスター・ユナイテッド戦—–
GK ロリス
DF トリッピアー、アルデルヴァイレルト、フェルトンゲン、デイビス
DMF シソコ、ウィンクス、エリクセン
OMF アリ
CF ケイン、ソン

今シーズン発明し、メインのフォーメーションに昇格したのがこれ。4-2-3-1からの変形でいつの間にか出来上がった形でした。左に張らせるよりも中央に寄せた方が得点力や裏を狙う動きが活かせると、まずはソンをセンターフォワードにコンバート。2列目に置いていたエリクセンはビルドアップ時に下がり目でプレーすることが多かったのでいっそのこと下がり目左ボランチに配置。解説者によっては4-4-2の中盤ダイアモンド型と説明される方もおりますが、実際はトリプルボランチだと思っています。その違いにあんまり意味はないんですけどね。

このシステムの恩恵を最も受けているのが、右ボランチに入ったムサ・シソコ。2列目右に入っていた時は、スパーズの攻撃の方程式のあまり馴染めず、スペースのないエリアで勝負されられるもそこまで足元の技術が高くないので沈黙してしまう。ボランチに入ったときは悪くはなかったけれど、一番期待されている縦への推進力が生かしきれず。このトリプルボランチシステムはシソコのために考案されたと言っても過言ではありません。というよりも、正確にはボランチに入っていたシソコの大活躍を受けて作られたフォーメーションなのです。

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今期の限られたメンバーを最大限活用するために最適に見えています。やや守備力に欠けるウィンクスのボランチ起用の弱点を走れるエリクセンと重戦車シソコでカバーする。アンカーという位置付けなので低い位置で横や斜めに捌くのが好きなウィンクスも生き生きしています。パスを散らすだけでなく機を見てドリブルで持ち上がるプレーが増えているのも両サイドのエリクセンとシソコがいてくれる安心感からか。予期せずウィンクスもレベルアップしました。

決定機には必ず走りこんでくるエリクセンもようやく豪快な攻め上がりを見せられるようになったシソコもボランチ3枚がお互いをよく見ながら補完しあえているからこそ。ただし、この3人がハマりすぎてダイアーやワニャマに代われるのか未知数です。というか難しいんじゃないのかな。でもそのときはまた特徴に合わせた形にすれば良い。ただ今はこれがベストです。

前線ケインもワントップの時に比べてボールタッチが増やせています。ツートップ両方が真ん中で待ち構えていては成り立たないのでしっかり役割分担ができている。サイドに流れたり斜めに裏を狙うのがソンの役割で、ハイボールを収めたり下がって起点を作るのがケインの役割です。こちらもいい関係性のコンビですね。

一昨年は確か3-4-2-1を編み出し後半戦すごく強かったし、去年は3-5-2で強豪と戦う術を身につけました。毎年その都度都度に合わせた戦術を生み出せるのが安定した強さの秘訣になっています。ここまで書いておいてあれですが、フォーメーション表記はあくまでも数字。試合中の選手の動かし方によっても戦い方というのは変わるものです。チームとしての戦略に注目しながら試合を見るのも面白いと思いますよ。

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