2021-2022シーズン個人別総合評価と移籍について〜GK編〜

なんと今シーズンは一度もコラム的な記事をシーズン中に書かなかったようです。ここで恒例のやつをお届けします。

第1弾はGK編

採点基準:
★★★★★:驚きの活躍ぶり
★★★★☆:期待値以上
★★★☆☆:及第点
★★☆☆☆:まだまだやれるはずだ
★☆☆☆☆:全く戦力になれていない

移籍可能性:
★★★:放出候補
★★☆:オファー次第
★☆☆:残留濃厚

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GK

ウーゴ・ロリス

評価:★★★★☆:期待値以上

 在籍10年目のシーズンをリーグ戦フル出場で終えた。少しずつクラブが後継者について考え始めているというその空気感を感じてはいるだろうが、全くそんな懸念を感じさせないパフォーマンスだった。

 コンテが来てからは久々にロリスをもビルドアップに組み込むスタイルに転換したため、ロリスの足元起因の失点をいくつかは覚悟したが、最終ラインを一つ飛ばしたミドルパスが上手になっていて、むしろ得点の起点になっている。何歳になっても人は成長できる。これはそういういい話です。

移籍:★☆☆:残留濃厚

 今年に入って契約を延長したので、少なくとも来年は残留する。GKというのは比較的息の長いポジションだ。40歳くらいまではこのままロリスなんじゃないかって気もするくらいの安定感でこのまま突き進んでくれ。

ピエルルイジ・ゴッリーニ

評価:★★☆☆☆:まだまだやれるはずだ

 あわよくばロリスの後釜に、という思惑もあったはずだけど、インパクトを残すことはなかった。カップ戦を中心に初めのうちはチャンスをもらってはいたものの、出場した試合はほぼ失点していた印象がある。放送のないカードでの出場が主だったので、実際のプレーを見る機会はほとんどなかったが、トーナメントを勝ち上がるほどにカップ戦もロリスが出るようになったということは、要するにそういう評価だったということだ。

移籍:★★★:放出候補

 残念ながらレンタル期間の延長を行うことなく、アタランタに帰還することにんなりそうだ。本人はスパーズでの期間を「ロリスのような偉大な選手と練習に励めたことはプラスだった」と前向きに振り返ってくれている。気持ちよくお別れできそう。

補強ポイント

 ゴッリーニの抜ける第2GKの獲得は必須だが、そこは抜かりがなさそうだ。この記事を公開する前には決まってしまいそうな勢いで報道が動いている。具体的なことは決まってから書くが、十分に実力者の様子。

 第3GKの座はオースティンかホワイトマンがいればそれで満足です。

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