2023-2024シーズン個人別総合評価と移籍について〜監督・GK編〜

シーズン終わりのやつです。頭がユーロになる前に書き終えます。

第1弾は監督・GK編

採点基準:
★★★★★:驚きの活躍ぶり
★★★★☆:期待値以上
★★★☆☆:及第点
★★☆☆☆:まだまだやれるはずだ
★☆☆☆☆:全く戦力になれていない

移籍可能性:
★★★:放出候補
★★☆:オファー次第
★☆☆:残留濃厚

監督

アンジェ・ポステコグルー

評価:★★★★☆:期待値以上

 完璧なスタートダッシュを決め、就任から最初の3ヶ月全てでプレミアリーグの月間最優秀監督賞を獲得し、退屈だったスパーズのサッカーを極上のエンターテイメントに変えてくれた。どんな時も表情を変えずピッチサイドで腕を組んで佇んでいる姿はとても頼もしいものだ。あと記者会見の冷静で知的なところも良いね。「CLでプレーしたいだけの選手はいらない」ってコメントはカッコ良かった。CL権を取って言えればもっと良かった。

 ここ数年を耐え忍んできたサポーターからすれば、星5つをつけたくなるような出来栄えだったが、4位以内に入るなり、カップ戦でもう少しタイトルに近いところに行けていればという欲を込めて1つ減らしました。

 常識外れの攻撃サッカーが世界最高のリーグで上を目指すにあたって正しい道なのかは来シーズン以降を見ないとわからないけど、今のところは信じてみようと思う。

GK

グリエルモ・ヴィカーリオ

評価:★★★★★:驚きの活躍ぶり

 10年間チームを支えていた偉大なキャプテンの後釜がこんなにあっさりと埋まるとは思ってもいなかった。みなさん覚えていますか?ウーゴ・ロリスっていうんですけど・・・冬までは在籍していたのですけど・・・。

 あまりよその選手に詳しくない身からすると、ヴィカーリオは第一希望のGKが高いから妥協しましたっていう感じの加入だったので、その驚きはひとしおだ。昨年の欧州No1シュートストッパーのデータそのままのファインセーブが何度チームを救ったのだろう。それに後ろからの声かけや、過度にミスを責めない姿勢など、若い守備陣を支える立場としてのムードメイクも評価したいポイントだ。

 あと、加入してから1年間で1度も失点に直結するミスを冒さなかったらしい。キーパーとかディフェンダーって年に数回はそういうミスをするものだと思っていたけど、勘違いだったんだね。イタリア代表入りも納得だし、願わくば起用されるところまで行って欲しい。それだけのことはやってきたでしょう。

移籍:★☆☆:残留濃厚

 特にありません。残留です。

フレイザー・フォースター

評価:★★★☆☆:及第点

 後半戦を離脱していたのはそこにいることが重要な第二キーパーとしてどうなんだという声もごもっともだが、個人的には骨折の様な負傷が単発で起こる場合は責める気にはならない。単発と言っているのは筋肉系の負傷のようにクセになっているものとは違うという意味で。今期はカップ戦も含め、多分ヴィカーリオがフル出場だったと思うので、幸いフォースターの欠場がチームに影響を及ぼすことはなかった。

移籍:★★☆:オファー次第

 契約とかどうなっているんだろう。何年契約で加入したのかわからないが、36歳という年齢も考えるとどんな決断があってもおかしくはない。代わりのキーパーが取れるのなら特にフォースターにこだわりたい気持ちはないです。

ブランドン・オースティン

評価:★★★☆☆:及第点

 年齢も境遇も同じところにあるホワイトマンとどっちがどっちかいつもわからなくなるのだけど、第3GKの座を掴んでいたのが今期のオースティンだ。フォースターの怪我を受けて終盤はベンチ入りしていたので、本人は今か今かと出場機会を期待していたことは想像に難くない。残念ながら今年もその時がくることはありませんでした。

移籍:★★☆:オファー次第

 この手の立場にいる選手って、キャリアをどう考えているんだろう。25歳なので若手ではないがベテランというわけでもない。とはいえトップチームでの出場機会もなく、中途半端な歳のためにセカンドチームでの出場もない。ま、オファー次第というか本人次第なのかな。

 と、ここまで書いたところで5年の契約延長が発表された。ここで序列を上げる挑戦をするらしい。頑張ってくれ。

補強ポイント

 特に派手な動きはないでしょう。フォースターの去就次第でセカンドキーパーを取るかどうかくらい。

 

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