8月になりました。暑いですね。
開幕まで3週間に迫ったところで、ここまでの夏の移籍状況のおさらいです。
今年は動き遅いモードですか
in
アーチー・グレイ
ルーカス・ペリヴァル
ヤン・ミョンヒョク(1月合流予定)
out
ジャフェット・タンガンガ
ジョー・ロドン
エリック・ダイアー
ライアン・セセニョン
ピエール=エミール・ホイビュア
タンギ・エンドンベレ
イヴァン・ペリシッチ
ブライアン・ヒル
ここまでは3人の18歳を獲得し、8選手を放出です。レンタルの選手もいますがほぼ放出扱いだと思うのでまとめます。獲得の噂は進展していそうなものはないですが、出ていく方はエメルソンが決まりそうなのと、ロチェルソとレギロンも移籍先を探しているはずです。移籍金が取れていないものがほとんどだけど、スパーズにしては人員整理がスムーズだ。改革感がある。
対して補強の方は動きがない。最新のヤン・ミョンヒョク獲得のニュースはあったものの、彼は来年の1月までは元のクラブでプレーするし、ペリヴァルは今年の1月に獲得していた選手なので、今夏はグレイだけ。今のところプレシーズンマッチではグレイもペリヴァルも好印象だけど、プレミアリーグの猛者を相手にしてどこまでやれるかは未知数。ポステコグルーはどこまで計算に入れているのだろう。個人的にはレンタルに出さずに使ってほしい気持ちはあるが、プレシーズンの結果だけならドンリーもランクシャーもムーアも目立っているのでやはり過大に期待をするのは尚早かもしれないね。
中盤とウイングの話をよく聞くもののそこが本当に第一の補強ポイントなのかはずっと疑問。中盤というと幅広くてどの役割の選手を求めているのかもわからないが、少なくとも数はいる。それより本職がリシャルリソンしかいないままのセンターフォワードと、純粋に3人しかいないセンターバックは欲しいところ。デイビスがCB扱いなら左のサイドバックが必要だ。いずれにせよ左利きだといい。
近年は補強は早くて的確で概ね成功だったが、今年はこのままいくと久々に最終盤までもつれる戦略で市場を立ち回っていくのかもしれないと不安になってきた。そもそも6月中に大物を取るんだっていう噂に期待していたし、ユーロ始まって全体的に落ち着いて、ユーロ終わったら一気に動くのかと思いきや何もないからね。
なんかスパーズらしからぬ予算を用意しているなんていう話も聞こえてはくるが、あの会長が相場以上の価格で札束攻勢を仕掛けるなんてことは考えにくいので、高額な選手を値切るチャンスを伺っているというのが妥当な見方だと思う。相手のクラブには後釜の準備とかさせておいて、買うかどうか決めかねているような態度で優位に立とうとしているんだろうな。目に浮かぶようだよ。
今言っていることは根拠もない想像だからあんまり鵜呑みにはしなくていいんですけど、まあ何年も見ているファンなら否定もしにくいことだとは思う。これが当たっていると、大型の移籍があったとしても移籍市場の最終週かな。8月31日とか9月1日とかそのへん。
まあ何が言いたいかっていうと、そんな夏は珍しいことじゃないから動きがなくてもドンと構えておけばいいよってこと。最近は情報統制がしっかりできているから、何もなさそうなタイミングでいきなり決まるだろうからそれを楽しみにしていよう。