インターナショナルチャンピオンズカップ2017
Tottenham Hotspur 0 – 3 Manchester City
Stadium:ニッサン・スタジアム
得点
10分:ストーンズ(City)
73分:スターリング(City)
91分:ディアス(City)
トッテナム
ロリス (46’フォルム)、ダイアー 、アルデルヴァイレルト、フェルトンゲン (70’ヴィマー)、トリッピアー(79’ウォーカー=ピータース)、ウィンクス (71’オークレイ・ブース)、デンベレ (54’エンクドゥ)、デイビス、エリクセン、アリ(70’ヤンセン)、ケイン
sub:Whiteman、Austin、カーター・ヴィッカース、Dinzeyi、Miller、Brown、ジョルジュ、オノマー
マンチェスター・シティ
エデルソン、ウォーカー、コンパニ、ストーンズ、オタメンディ、ダニーロ、スターリング、デ・ブライネ、シルバ、フェルナンジーニョ、ジェズス
※交代、控えは割愛(シーズン始まったらちゃんとやります)
インターナショナルチャンピオンズカップ2017の第3戦は0-3でシティに敗れました。
ディフェンスの再考を
ハイライトを見ましたが、0-3すんでよかったというのが率直な感想です。
ロリス、フォルム、そしてポストに何点救われたんだこの試合は。
それほどシティの攻撃シーンばかりが目立ちました。完成度あげてますね。さすがグアルディオラ政権二年目です。選手の距離感もいいし、よくパスが回ります。
ここまでのICCの二試合と違い、両チーム開幕戦をにらんだメンバーをスタメンに起用してきました。
スパーズはウィンクスの位置にワニャマが入るくらいで、シティも間に合えばダニーロに代えてメンディでしょうか。
それだけにこの結果は不安の残るものになりました。現状ではレギュラー陣を脅かすほどに控えは充実していないディフェンスラインなので、崩れれば立て直しが効きません。
プレシーズン三試合目ですが、ここまで6得点8失点という結果に終わりました。昨シーズンは堅い守備が売りだったはず。もちろん若い選手を起用したりしているので一概には言えませんが。
気になるのは裏を取られるシーンが目立つこと。
ハイプレスを仕掛ける上で3-4-2-1の3と4の間が開きすぎているのか、3バックが後ろに走らされている場面が多いように感じます。3バックで空いてしまうサイドだけでなく、センターに縦パスを入れられることもあります。
高い位置を取るサッカーをするなら、リスクマネジメントをまず考えないといけません。去年はそれができていたように思えます。
しかし、相手のレベルにもよるんでしょうね。
この大会で戦うような相手だと、スパーズが押し込むばかりの展開にはなりにくいですし、カウンターのキレもより鋭い。
ハイライン・ハイプレスのサッカーを極めて欲しいと思う一方で、相手によっては引いて戦うという可能性も考えるべきかもしれません。
少なくとも、メンバーを少し落とさざるをえない試合ならなおさらです。
まだ勝敗にはこだわらないで
プレシーズンマッチ全勝で意気揚々とシーズンインしてみたら、全くダメダメでした。なんていうのはよくある話です。
いっときの日本代表みたいに、内容も結果もついてこないのにメンバーも戦術も固定してます。というわけではありませんので、悲観する必要はないかと。
ことに厳しいトレーニングを課す、プレシーズンのポチェッティーノなのでこの時期に調子が出ないのは織り込み済みでしょうね。何より、ローマやパリなど、普段はCLくらいでしか対戦することのないレベルのチームと戦えたのは若手だけでなく大きいと思います。
残すプレシーズンマッチは8月5日(土)のユベントス戦です。
それが終われば翌週には開幕戦となります。
プレミアが始まるまで、試合をフルで見られる機会がないので、後二週間の辛抱です。