親善試合
Tottenham Hotspur 2 – 0 Juventus
Stadium:ウェンブリー・スタジアム
得点
11分:ケイン(spurs)
52分:エリクセン(spurs)
トッテナム
ロリス、トリッピアー(41’ウォーカー=ピータース)、アルデルヴァイレルト、フェルトンゲン、デイビス、ダイアー 、デンベレ(89’ヴィマー)、シソコ(65’ウィンクス)、エリクセン(89’オークレイ・ブース)、アリ(65’ジョルジュ)、ケイン(78’ヤンセン)
sub:フォルム、Whiteman、カーター・ヴィッカース、Dinzeyi、Miller
ユヴェントス
ブッフォン、リヒトシュタイナー、ルガーニ、キエッリーニ、アレックス・サンドロ、ケディラ、ピャニッチ、ドウグラス・コスタ、ディバラ、マンジュキッチ、イグアイン
※交代、控えは割愛(シーズン始まったらちゃんとやります)
プレシーズンマッチの最終戦となるユヴェントスとの一戦はスパーズが2-0で勝利しました。
はまったハイプレス
例のごとくプレシーズンマッチはハイライトでしか見れていません。
10分にセンターでパスを受けたケインが右のシソコにはたき、大外を走ってきたトリッピアーに優しくパスを出すと、フリーであげたピンポイントのクロスに飛び込んだケインのヘッダーで先制します。
早くも黄金パターンになりつつあります。トリッピアーからケインのホットライン
フリーとはいえ走りこんでくるケインのスピードを落とすことなく打たせられるこのクロスは本当にすごい。このシーンではクロスが上がった瞬間に勝負ありでした。
ハイライトでは何度かハイプレスが綺麗にきまり、ブッフォンへのバックパスが乱れるシーンが目立っていました。昨シーズン大いに苦戦したウェンブリー・スタジアムでうまくいっているのはかなり好材料ではないかと思います。
そのプレスが実ったのが52分でした。
ケインがキエッリーニにプレッシャーをかけ、キーパーまで下げさせたところにアリが追います。
そして、余裕のないフィードになったところを奪いアリにつなぐと、華麗なステップで一人かわして、走りこんできたエリクセンにスルーパス、ブッフォンをシュートフェイントで冷静にかわして2-0
そこからはややユヴェントスのチャンスシーンが増えますが、ロリスがファインセーブを立て続けに見せてクリーンシートです。
ロリスはさすがのビックセーブでチームを救いましたね。しかし、ロリスが活躍するということはそれだけ崩されているということ。この試合でもディフェンスラインのズレから危機を招いているように見えました。
前線でのディフェンスはかなり高いレベルにありますが、ハイプレスに失敗した時の切り替えと、引いて守る決め事はしっかり深めていかないといけません。
開幕に向けて
まず気になるのはトリッピアーの負傷です。
先制のアシストは良いですが、前半のうちにウォーカー=ピータースと交代しています。
まだ欠場になるのかはわかりませんが、開幕一週間前にして、右サイドバックが20歳の選手一人になりました。ダイアーがカバーすることもできますが、まずい状況ではあります。
シソコは良かったみたいですね
トルコへの移籍がきまりかけたと思いきやこのタイミングでのスタメン起用はどういう意図なのでしょうか。戦力として認められ始めたのか、アメリカツアーに帯同していなかったためなのか。
前半にはカウンターで持ち上がり、そのままシュートまで持っていくシーンがありました。惜しくもインサイドポストに嫌われましたが、やっと相手が怖がるようなプレーを見たような気がします。なんか昨シーズンのシソコは消極的に見えていたので。
開幕まであと一週間となった中、昨年のCL準優勝チームにウェンブリーで結果を残せたのは弾みになるでしょう。
待ちきれません。