日曜の夜にプレミアリーグ第2節トッテナム・ホットスパー vs チェルシーが行われます。
早くもやってきた昨シーズンの1位、2位対決です!
開幕したばかりにもかかわらず、チーム状況はお互いに良いとは言えません。
ウェンブリー・スタジアムでのホーム開催のゲームになります。
注目していきましょう!
特にチェルシーは万全ではない
昨シーズンにはほぼ無敵かという強さを発揮していたチェルシーですが、当時から指摘されていたのは層の薄さでした。
スタメンの11人に加え、セスク、ウィリアンも入れて13人で戦っていたようなチームでした。
結局最後までけが人もなく、そのままリーグ制覇を成し遂げてしまいましたが、コンテ監督の再三の訴えもむなしく、補強は進んでいません。
バカヨコ、リュティガー、モラタの獲得は話題になりましたが、テリー、マティッチの放出に加え、移籍でもめているジエゴ・コスタの戦力外扱いと、結局はプラマイゼロ、新戦力はこれから戦術を知っていくという点を踏まえると現時点ではマイナスです。
開幕戦では昨季16位のバーンリーに退場者を出したとはいえ、2-3でよもやの黒星を喫しました。
いや、結果だけ見ればまさかですが、負傷者もいるチーム状態は最悪で、ベンチから戦力になる選手はモラタくらいしかいませんでした。
現在、ジエゴ・コスタは前述の通り戦力外状態、エデン・アザール、ティエムエ・バカヨコは負傷離脱中です。二人ともトレーニングには復帰したようですが、日曜日には間に合わないとのことでした。
さらにバーンリー戦で退場処分となったセスク・ファブレガスとガリー・ケイヒルも出場停止です。
モーゼスは復帰するようですが、チェルシーにはまともなボランチがカンテしかいません。
おそらくダビド・ルイスをボランチ起用するだろうと予想しますが、かなり悲劇的な状況です。
開幕戦で点を取ったモラタもスタメン起用するのであれば、全くベンチワークというものは期待できない状況でしょう。
予想スタメン
GK クルトワ
DF アスピリクエタ、リュティガー、クリステンセン
MF モーゼス、ルイス、カンテ、アロンソ
FW ウィリアン、モラタ、ペドロ
怖いのは油断、慢心
チェルシーほどではありませんが、トッテナムも離脱者は多めです。
もはやいない期間の長さゆえ、戻ってきたら補強扱いになりそうなエリク・ラメラを筆頭に、ダニー・ローズ、キーラン・トリッピアーの両サイドが不在です。あとたしかエンクドゥも怪我です。
さっき長々とチェルシーのことを書いていたらうちは大したことないような気がしてきました(笑)
ローズの不在はベン・デイビスがしっかり埋めていますし、トリッピアーの代わりに出場したウォーカー=ピータースはMOMに選ばれるほどに存在感を発揮しました。
ラメラの不在はノーダメージです。
怪我明けのワニャマがどこまでやれるかわかりませんが、ニューカッスル戦も少し出ていたのでおそらくスタメン復帰でしょう。
ソン・フンミンはいつもほどの積極性はありませんでしたので、まだ包帯を巻いている腕が気になるようす。
僕も骨折明けに試合出て、またすぐ折ったことがありますので見ていてヒヤヒヤします。
ミラーゲームで挑み、即興の守備陣に圧をかけていくのがセオリーでしょう。
また、チェルシーのスタメンにもよりますが、僕の予想に近い形になった場合、ベンチメンバーいないも同然なので、前半に勝負をかけてくる可能性があるのでそこは受けて立たず、うまくコントロールできるといいですね。うちもスーパーサブ的なのはまだいないんですけど。
また、昨年は充実していたウイングバックですが、ウォーカーもローズもいないので、うまくカバーする必要があります。
何試合か見たところ、中盤の4とディフェンスの3の間が空き、裏のスペースを狙われるシーンが目立ちますのでうまくケアしないといけません。
ペドロ、ウィリアン、モラタとサイドでも戦える相手なので。
開幕戦に敗れているとはいえ、9人で戦い2点をもぎ取ったチェルシーは相変わらず強いチームです。
この状態で叩けないとすれば優勝は夢のまた夢
手負いのチームには怖さもありますが、冷静に戦えば必ずや勝てる相手です。
ホームですが、ホームではないウェンブリーなのでその恩恵は期待できません。
今、チェルシーとやれる強運をぜひ活かしたいところです。
予想スタメン
GK ロリス
DF ダイアー、アルデルヴァイレルト、フェルトンゲン
MF シソコ、ワニャマ、デンベレ、デイビス
FW エリクセン、ケイン、アリ