[PL]第6節 ウェストハム・ユナイテッド vs トッテナム・ホットスパー

2017-2018 プレミアリーグ 第6節

West Ham United 2 – 3 Tottenham Hotspur

Stadium:ロンドン・スタジアム

得点
34分:ハリー・ケイン(spurs)
38分:ハリー・ケイン(spurs)
60分:クリスティアン・エリクセン(spurs)
65分:ハビエル・エルナンデス(Hammers)
87分:シェイク・クヤテ(Hammers)

トッテナム・ホットスパー
ロリス、アルデルヴァイレルト、サンチェス、フェルトンゲン、オーリエ、シソコ(78’トリッピアー)、ダイアー 、デイビス、エリクセン(73’ウィンクス)、アリ、ケイン(89’ジョレンテ)
sub:フォルム、ウォーカー=ピータース、ソン、エンクドゥ

ウェストハム・ユナイテッド
ハート、リード、フォンテ(74’ムスアク)、オグボンナ、サバレタ、クヤテ、ノーブル、クレスウェル、アントニオ(28’キャロル)、アルナウトヴィッチ(66’アイェウ)、エルナンデス
sub:ノルフェルト、ランゲル、ナルシン、メサ

早々に3点を奪い、勝利を決定付けたかに思えましたが、終盤の猛攻にあわやという試合でした。
勝ててよかった。

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十八番のショートカウンターが炸裂

試合開始から両チームのサポーターのチャントが鳴り響く素晴らしい雰囲気のロンドンダービーとなりました。
スパーズとしては昨季終盤にこのロンドンスタジアムでのゲームに敗れたことでチェルシーとの優勝争いから撤退することになってしまったため、いわばリベンジマッチとなります。

これまでのゲームとは違い、ウェストハムの積極的なプレッシングに苦しみ、ポゼッションがままなりません。
ハマーズが攻め、スパーズがカウンターを狙う展開になります。
前半にアントニオの負傷により、早い段階からアンディ・キャロルが投入されました。
良くも悪くもキャロルがこの試合を動かすことになりました(笑)

先制点は34分
前線でボールを収めたキャロルがスパーズのプレッシャーに耐えかねて少し下がってきて、センターへのパスが乱れエリクセンの下に。
そこからは電光石火のショートカウンターが発動します。
オフサイドポジションにいたように見えたケインへのスルーパスは、実は後ろから走りこんだアリへのパス
ハマーズの守備陣が出遅れると、同時にゴール前に走りこんでいたケインへクロスをギリギリのダイビングヘッドで押し込みます。
綺麗な形でしたし、最も得意としているカウンターの形でした。
今回も3人で決めきってしまいました。

38分のゴールもキーパーのフィードを拾ってから、エリクセン→フェルトンゲン→アリと繋がってのこぼれ玉にケインでした。
前に前にと来てくれるチームの方がうちはやりやすいということが証明されました。
また引いて守ってくるチームが増えそうです。

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オーリエの退場からウェストハムの猛攻

オーリエが64分、69分と立て続けにキャロルに対するファールでカードをもらい退場となります。
プレミアリーグにおける先発デビューはほろ苦いものになりました。

それまでのパフォーマンス自体はポジティブな出来だったと思います。
攻守の切り替えも早く、随所に相手の攻撃をつぶせていた。
前半のアルナウトヴィッチの強引な突破に後ろから掻き出すようなスライディングで対応したシーンは見事でした。
あのスライディングは得意なんですかね?何回か見られたし、退場したシーンのスライディングのアレでした。
もっとも、うまく決まらなければ危険なタックルとみなされるような形なので、多用するのは考えものです。

オーリエがいた時は右サイドの攻防には負けていなかったスパーズですが、退場後はそこを重点的に狙われました。
最初はシソコがポジションを移して対応するも後手に回ってしまうため、本職のトリッピアーを入れるも大きくは変わらず。
終盤のゴールは右サイドを破られてのクロスからでした。
ムスアクのクロスの質も飛び込んできたクヤテの迫力も凄まじいものだったので、なかなか止められないものでしたが・・

結局は逃げ切りに成功し、2-3で勝利しました。
最後の最後にジョレンテとリードがもめて、両チーム入り乱れる乱闘(?)シーンができてしまったのは残念です。
ダイアーへのイエローカードは謎でした。
3点取ったことで気が抜けてしまったようですが、あの点差になるとどうしても緩んでしまうのはどのチームでも起こりえることです。
仕方ないというつもりはないですが、気持ちが折れずに攻撃を続けたウェストハムの選手とサポーターが凄かったという感想です。
エヴァートンなんて3点取ってからは明らかに意気消沈してましたから。

貴重な3ポイントでまた厳しい一週間の幕開けです!
続いては火曜日のCLアポエル戦です。

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