グループステージ首位の座をかけてホームに欧州王者を迎え撃つ。願ってもない展開です。さあいざ。
弾みをつけたい両チーム
好調なシーズンを送ってきたトッテナムは2連敗でこの試合を迎えることになりました。そんなに悲観することはないでしょう。カラバオカップのウェストハム戦はサブ組中心だったし、ユナイテッド戦もボロボロだったわけではない。この2試合にいなかったハリー・ケインも復帰したようで、ここ1年で最も負傷者が少ないのではないでしょうか。ワニャマとラメラのみが離脱です。
対するレアルも直前のリーガで昇格組のジローナにまさかの敗戦を喫しました。10月も終わりましたがあまり波に乗れているとは言いがたく、超ハイレベルで繰り広げられるリーガ・エスパニョーラの優勝争いはすでに絶望的だという声も出始めています。
こちらは負傷者が多く、ベイル、カルバハル、コヴァチッチは長めの離脱中で、ジローナ戦でヴァランも抜けました。先のスパーズ戦でスーパーセーブを幾度となく披露していたケイラー・ナバスも間に合いませんでした。
レアルにとってはどうかわかりませんが、ウチにとってはビックゲーム。もし勝利を手にすることができればこの上ない追い風となります。逆に敗れれば公式戦3連敗となり、暗い雰囲気になることは間違いない。ドルトムントとアポエルとの勝ち点差には少し余裕ができていますので、真っ向から勝利を狙ってみても良いと考えます。
メンバーは揃っているが
昨年の試合でヨーロッパの大会における3試合出場停止を食らっていたデレ・アリがようやくチャンピオンズリーグで起用できます。前回は不在だった左サイドもデイビス、ローズと復帰しています。ベルナベウではジョレンテとケインの2トップがいい感じでしたが、アリが出ると思われます。おそらく3-4-2-1、展開によってアリを残して5-3-2となれる可変システムを予想します。
ベンゼマ、ロナウドの2トップは絶好調ではないようですが、いつだって警戒すべき力がある。ヨーロッパの経験も豊富で、大きなゲームでこそ輝いてきました。マルシャルに振り切られた前節を見ても、センターバックはダイアーではなくサンチェスです。後ろのスペースには常に注意を払いたい。なんだかんだここ4試合続けて失点してるので守備は大事にしましょう。
珍しく選手層も厚くなっていて下の予想スタメン通りになっても、ソン、ジョレンテ、シソコ、デンベレ、ローズが控えている。失点してしまえば恐らくレアルのカウンター作戦にはまり、大量失点もありえます。じっくりいきましょう。後半からでも戦えます。
非常に楽しみな試合なのに見られないのが悔しい!(笑)
キックオフは日本時間28:45です。
トッテナム:予想フォーメーション
GK ロリス
DF アルデルヴァイレルト、サンチェス、フェルトンゲン
MF オーリエ、ダイアー、ウィンクス、デイビス
FW エリクセン、ケイン、アリ