欠けているものは何なのか vs レスター・シティ

ウェストブロムに手痛い引き分けを喫したことで、アーセナルに抜かれ5位に転落してしまいました。
続いてはレスター戦、復調の兆しをつかみたい。

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攻撃陣には力がある

クロード・ピュエルが監督に就任したレスターの基本布陣は4-2-3-1のようです。これまで途中出場が多かったものの、キレのあるドリブルでチームを活性化させてきたデマライ・グレイをスタメンで起用している攻撃陣はなかなか魅力的に見える。左のグレイは突破力を右のオルブライトンは正確なクロスを持ち、トップ下で起用される機会の増えたリヤド・マフレズは自由なポジションでボールを受けられるようになりました。どんなフォワードが加入してきても、先発はジェイミー・ヴァーディーが譲らない。前線の4枚はこれまでの実績を見ても油断はできません。

おそらくレスターはトッテナムを強いチームと見定めて、ヴァーディーとマフレズを前線に残したカウンター狙いでくるでしょう。つまりまたやりにくい相手だということ。最近ずっと引いて守ってくる相手に苦しめられ続けています。前節のアリのように中盤でボールをさらわれるようなことがあると、スピードのあるレスターの面々の思う壺です。スパーズにとって幸いなのが、新監督に変わってからそれほど結果に繋がっていないところ。そろそろカンフル剤としての効果は薄れてきたことでしょうし、結果が出ていない焦りが見えればそれはチャンスです。

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4バックとラメラの復帰

前節も3-5-2でスタートしましたが、途中から4-2-3-1にフォーメーションを変えました。ダイアーがボランチの位置に入ることで、少し引いた位置で回しやすくなったので、今節は初めからその形を期待します。これまで見せてくれたスパーズ流の3-5-2はポゼッション向きではないようなので。

ウィンクスが体調を崩しているようで、おそらくボランチの先発はダイアーとデンベレです。デンベレは調子が上がっているように見えるので、ウェストブロム戦で見せてくれたような鋭い縦パスの配給役になれると思います。その他に変更があるとすればおそらく両サイドバックかな。今季はずっとローテーションできている上、ローズの状態にも触れていましたので、今日はローズ、オーリエペアです。最近よく指摘していますが、サイド攻撃の際に深くまで入っていけないことが攻撃の停滞の要因であると考えています。この二人は推進力もあり、スピード、ドリブルもあるので攻撃面ではトリッピアー、デイビスコンビとの違いに注目してみてください。

キックオフは日本時間28:45です。

トッテナム:予想フォーメーション
GK ロリス
DF オーリエ、サンチェス、フェルトンゲン、ローズ
MF エリクセン、ダイアー、アリ、デンベレ、ソン
FW ケイン

レスター・シティ:予想フォーメーション
GK シュマイケル
DF シンプソン、モーガン、マグワイア、フクス
MF オルブライトン、イボーラ、マフレズ、ヌディディ、グレイ
FW ヴァーディ

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