シティは独走態勢に入っていますが、2位から8位まではそれなりの混戦模様です。
レスター戦の結果を受けて、一気に7位まで転落しました。
ここでワトフォードには当たりたくなかった。相手は8位です。
得点力のあるワトフォード
去年の順位はどこ吹く風、ワトフォードは好調で比較的安定しています。
特に攻撃陣は調子がいい、11月の4試合で9ゴールを奪っている。前節ユナイテッド戦では前半に3失点したものの、2点を奪い返し一気にユナイテッドを脅かしました。いろんな人が得点を取れていて、個人に依存している印象はない。少し前に試合を見ましたが、特に目立っていたのは左サイドのリシャルソンというブラジル人のアタッカー。ブラジルらしくテクニックがあり、積極的に仕掛けていけるプレイヤーです。現在ワトフォードの最多得点者です。警戒しなければならないポイントで、おそらく対面するのはトリッピアーか。サラーを止めた時のようにオーリエの方がこう言ったタイプには向いていそうですが、前節のプレーを見るに純粋にターンオーバーされそうに思います。
それからセンターハーフのドゥクレも印象的でした。中盤でのフィルターとして、存在感のある選手で、相棒はクレヴァリー。
ワンボランチでいくとここに上手くはめられそうです。攻撃力とは裏腹に失点も多く、得失点差は-1でした。上位勢との対戦でたくさん失点していることが原因ですが、今のスパーズに大量得点は期待できません。苦戦必至
昨年のスタイルに戻すべし
こだわり続ける3-5-2に結果はついてきていません。良いオプションとしては残しつつ、形を変える時に来ています。またしても同じ形で敗れるようなことがあれば、ポチェッティーノへの批判は免れません。
中央に人が集まってサイドが生かせない状態では引いて守るチーム相手に可能性すら見えません。アリに得点が生まれないのも今の形の弊害です。2列目を自由に動いてボールを動かし、ここぞというタイミングで中に入るのが彼の得点のパターン。スペースがないのでシソコの推進力も機能しない。レスター戦の前半にケインのポストプレーを受けてキーパーと一対一になった場面がありましたが、あれは素早い攻撃でスペースを生み出せたから。
今は重心がやや後ろ目で、プレスに行く前線と、引いてしまう守備陣の意思が合わない状況です。守りに重点を置いていてもうまくいっていないのは明白。ハイプレスハイラインに戻しましょうよ。もちろん過密日程も考慮した上での今のやり方だというのもわかりますが、結果が出ていない現状の方が深刻です。アルデルヴァイレルトとワニャマの不在で大崩れしているわけにはいきません。前線の選手にけが人はいないわけだし、ラメラの復帰である程度代わりは効くようになりました。走るチームにもう一度。
キックオフは日本時間24:00です。
トッテナム:予想フォーメーション
GK ロリス
DF トリッピアー、サンチェス、フェルトンゲン、デイビス
MF ダイアー、ウィンクス、エリクセン
FW アリ、ケイン、ソン
ワトフォード:予想フォーメーション
GK ゴメス
DF マリアッパ、カバセレ、ブレドル
MF ゼーヘラール、クレヴァリー、ドゥクレ、フェメニア
FW ヒューズ、グレイ、リシャルソン