15日ぶりのプレミアリーグは17位に沈んでいる・・というか浮上してきたクリスタル・パレスとの対戦です。
ザハの不在は大きい
序盤7節まで無得点の全敗というとても後ろ向きな記録を生み出してしまったパレスは完全に降格候補の筆頭でした。しかしなぜかチェルシー戦で勝利を収めたのを皮切りに徐々に調子を上げていき、11月、12月で勝点を稼ぎあげ、17位にまで浮上してきました。
そしてその中心にいたのがウィルフリード・ザハ。前述の7連敗の時も彼自身のプレーは悪くなかった。チームがここまで持ち直した最大の功労者は2月上旬の怪我で離脱中のようです。単騎突破タイプでは元スパーズのタウンゼントやフィジカル・モンスターベンテケなど、一芸に秀でた選手が多いという印象のパレスの中でもひときわ輝いて見えていたのが、ザハだった。そういえば調べていたら「トッテナムが獲得候補に」な記事も出てたけど本当かな?
最近は見ていないのでどんな戦い方でくるのか想像できませんが、問題は外ではない。記憶にも新しい過酷な連戦をスパーズの面々は乗り越えてきましたが、また少し志向の違う試合になる。戦力的には五分五分で時にカウンターを狙う戦い方を選択することもあったここ最近の試合とは違い、真っ向勝負ではこないでしょう。残留ラインぎりぎりにいるパレスとしてはどうしても3ポイント持って帰らなければいけない試合ではない。久々に弾いた相手を崩すことがメインの試合になるだろうし、心配なのは強いとことやるときに比べてどうしても強度が落ちてしまう癖があること。せっかく無傷で切り抜けた2月の貯金はまだ貯めたままにしておいて欲しいです。
負傷者はいないけれど
スパーズの方は特に離脱者はいませんが、アルデルヴァイレルトは直前のトレーニングを最後までこなせなかったようなので、まだスタメン復帰はないでしょう。FAカップでよかった選手といえばルーカス・モウラも期待されてしかるべきところ。ただ、あの試合でも70分の出場にとどまっていたので、やはりスタメンはなさそうです。
サイドバックはもはやどんな基準で選んでいるのかわかりませんが、そのほかのポジションはいつも通りになると思われます。ユヴェントス戦では先発したラメラもおそらくまたアリに戻ります。そういえば昨年のパレス戦で決めたアリのボレーシュートがまたピックアップされて賞賛を集めていますね。最近点取っていないような気がするので、本人としても焦りがあるかもしれません。パレスをお得意様にしちゃいましょう。
日程も厳しい時期ではないので、まあ安心して見られる試合になってくれるんじゃないかと期待しています。
キックオフは日本時間21:00です。
トッテナム・ホットスパー:予想フォーメーション
GK ロリス
DF オーリエ、D・サンチェス、フェルトンゲン、ローズ
MF エリクセン、ダイアー、アリ、デンベレ、ソン
FW ケイン
クリスタル・パレス:予想フォーメーション
GK ヘネシー
DF ウォード、トムキンス、メンサー、サコー、アーンホルト
MF タウンゼント、ミリボイェヴィッチ、キャバイエ、マッカーサー
FW ベンテケ