[PL]第35節 ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン vs トッテナム・ホットスパー

2017-2018 プレミアリーグ 第35節

Brighton & Hove Albion 1 – 1 Tottenham Hotspur

Stadium:ファルマー・スタジアム

得点
48分:ハリー・ケイン(Spurs)
50分:パスカル・グロス(Seagulls)

トッテナム・ホットスパー
ロリス、オーリエ、アルデルヴァイレルト、フェルトンゲン、デイビス、ワニャマ、シソコ(74’デンベレ)、モウラ(74’ラメラ)、エリクセン、ソン、ケイン(85’ジョレンテ)
sub:フォルム、フォイス、トリッピアー、ダイアー

ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン
ライアン、ブルーノ、ボン、ダンク、ダフィ、クノッカール、スティーブンス、カヤル、グロス、マーレー(74’ウジョア)、イスキエルド(77’マーチ)
sub:クルル、ゴールドソン、スケロット、パルドック、ロカディア

パッとしない内容でブライトンとは引き分けに。
頭の中は週末の試合か。

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重い体を引きずって

マンチェスター・シティとの戦いから中2日、週末には赤いマンチェスターとのFAカップ準決勝が控えていることもあり、先発を6人入れ替えて臨みました。ソン、モウラ、シソコ、ワニャマ、オーリエ、そして何と言ってもアルデルヴァイレルト。プレミアリーグでは10月28日のマンチェスター・ユナイテッド戦以来の出場です。負傷が思いのほか長引いて、戻ってきたと思ったらまた負傷。さらに給与問題でクラブともめているという報道まで飛び出して、ベンチに入ることもほとんどありませんでした。

かなり久しぶりに戻ってきたとは思えないほど、安定感と威圧感は感じられました。これはサンチェスにはないもの。存在感抜群です。守備にも力強さがあり、フィードも高い精度を見せてくれました。これから終盤どう使われるのか、ポチェッティーノの心のうちはわかりませんが、ワールドカップは大丈夫そうです。

さて、試合はというとかなり低調な内容でした。前線の動き出しが弱いのかパスの出しどころが見つからないモヤモヤした展開が続きます。中盤の組み合わせがいつもと違いすぎて、ボールをもらってから次の出しどころを探すので、まるでテンポが出てきません。みんなそれぞれ動いてはいたんだけどね。

そんな中目につくのはケインとエリクセンの動き。良い時に比べて全然キレがない。エリクセンは相変わらず動き回って打開する努力をしてくれていましたが、ミスは多め。パスが出てこなかったり判断の遅い味方のプレーにイライラする様子も見えました。それからケインはもっと深刻でシティ戦よりははるかにボールタッチは増えましたが、いつもなら反転してシュートに持ち込めそうなところでもターンが遅い上に相手の位置が把握しきれておらず、チャンスを潰してしまうことがありました。点を取ったから良かったもの、追加点を奪うべきシチュエーションでの途中交代は納得か。

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スタメン争いには食い込めそうにない

前節久々に出番をもらい、そのプレーが良かったからかスタメンに抜てきされたルーカス・モウラ。前半は右サイドで出場し、ドリブル突破は悪くない。オーリエにポジションをあけるために中に絞り気味で、なかなかスペースのないところでもらうことになるため、受け手はすぐに叩くことが多い。後半は左に移ってさらに絡む頻度が減りました。ソンとケインの2トップになり、中で作った後モウラにスペースを作って生かす狙いが見えましたが、それも単発に終わります。ドリブル以外はまだいいところがなく、もう少し連携したプレーが見せられるようにならないと頭から出すことは難しいなと感じました。

それからオーリエには少しイライラするようになりましたワタクシ。あの感じでPKを与えるの何回目でしょうか。前節のサンチェスも然りですが、なまじ身体能力が高すぎるがゆえに、守備の時のポジショニングが悪い。ボールウォッチャーになり相手の位置が見えていないのでいつも対応が後手後手。フランスではそれでやれていてもここでは通用しません。攻撃がウリなのは知っているけどまず君の本職は守備だよ。ファールスローがなかったことが成長なのかね?ダメだろそれだけじゃ。

そんなわけで今後も序列が変わりそうな兆しは見えませんでした。アルデルヴァイレルトだけはアリだけど。
せっかくリヴァプールを抜いて順位を上げるチャンスでしたが勿体無いことをしました。というかちょっとだけおいすがるチェルシーも顔お出してきた感じです。油断大敵で行こう。

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