カウントダウンが始まりました。
2017-2018シーズンは残り4試合です。
4位以内の確保を狙うスパーズと残留確定を目指すワトフォードの一戦です。
とはいえ残留はほぼ確実
ここ六試合勝利のないワトフォードですが、それまでしっかり数字を積んできたおかげで13位に位置しています。18位のサウサンプトンとは勝点6差で残り3試合であり、間に4チームもいることを考えるとほぼ安泰と言えるのではないでしょうか。
トッテナムは残り4試合で現在4位、5位のチェルシーが先に試合を消化し、勝点2ポイント差に詰められています。もう上位チームとの対戦はないので、4戦全勝も当然狙えます。ただシティ戦から3試合勝ちのないスパーズを見ると少なからず不安はあります。2年前にもレスターを追いかけながら終盤に大失速してアーセナルに抜かれるという失態を犯しています。当時は「経験が足りない」と内外から指摘があったその経験は生かされているのか。ちなみに昨日アーセナルがユナイテッドに負けたことで、しれっと上の順位が確定しました。
前回対戦時は1-1で引き分け。ワトフォードが好調でスパーズが不調だった時期の対戦で後半にダビンソン・サンチェスが退場してしまった試合でした。ワトフォードが残留ラインに関してどう考えるかによって試合の緊張感は変わってくるでしょう。
失速気味の攻撃陣
毎試合点を取れてはいるものの、あまり良い調子には見えません。その原因の一つがケインの不調。最前線でドンと構えている割に競り勝てない場面やターンや判断が遅れてボールを奪われる場面が目に付きます。それでも点をとってはいますが、消えている時間も少なくありません。
アリとエリクセンは悪くないけど、ソンも良いときのプレーは見せられていません。そのためラメラやモウラの出場機会が増えているのですが、特にそれが良い流れに結びついているわけでもない。起点となるポストプレーや単騎でドリブルしていくタイプが少ないので、なかなか深い位置に侵入できないのが悩みどころ。これに関しては何人かの問題ではなかったりしますけどね。
ケインは調子出ていなくても得点王がかかっているので出てくるでしょう。サラーとはまた5ポイントに広がっているのでだいぶ厳しくなりましたが、それをモチベーションに点を取ってくれれば4位以内の確保に大きく前進できます。残り4試合の楽しみは順位と得点王争いとワールドカップに向けた出場機会少な目の選手たちのアピールってとこですかね。
キックオフは日本時間4:00です。
トッテナム・ホットスパー:予想フォーメーション
GK ロリス
DF トリッピアー、D・サンチェス、フェルトンゲン、デイビス
MF エリクセン、ダイアー、アリ、デンベレ、ラメラ
FW ケイン
ワトフォード:予想フォーメーション
GK カルレジス
DF ヤンマート、マリアッパ、カバセレ、ホレバス
MF ヒューズ、キャプエ、ドゥクレ、ペレイラ
FW オカカ、ディーニー