2017-2018 プレミアリーグ 第31節
Tottenham Hotspur 1 – 0 Newcastle United
Stadium:ウェンブリー・スタジアム
得点
50分:ハリー・ケイン(Spurs)
トッテナム・ホットスパー
ロリス、トリッピアー(83’アルデルヴァイレルト)、サンチェス、フェルトンゲン、デイビス、エリクセン、ワニャマ(88’ローズ)、アリ、シソコ、ソン(77’ラメラ)、ケイン
sub:フォルム、フォイス、モウラ、ジョレンテ
ニューカッスル・ユナイテッド
ドゥブラフカ、イェドリン、ラスセルズ、ルジュン、デゥメット、リッチー、ディアム、ペレス、シェルヴィ、ナシメント(71’マーフィ)、ゲイル(76’ホセル)
sub:ダーロウ、マンキージョ、ハイダラ、ヘイデン、メヒノ
苦しみましたこの試合も。
なんとかチャンピオンズリーグ出場権獲得です。
全くダメダメな試合内容
特に前半はひどい展開。エリクセンは幅広く動き回ってどうにか流れを作ろうと試みているのに他の方々が連動してこないのでただただパスが回るだけ。ボールを持っていないときでさえ手を振って声を出してまさにピッチ上の監督となっていました。ソンはポジションを変える努力を見せていただけまだマシ。アリとケインは真ん中でふらついているだけでした。
全然気持ちの良い攻撃ができていないのはおそらく選手たちもわかっていた。でもアイデアも出てこないのでトリッピアーに頼りまくり。ただ他の攻撃に怖さがなくてそこだけケアしていれば良いのでまるで生きていません。それと中で待っている選手たちも駆け引きをするわけでもないのでたまにクロスが上がっても何も起こりませんでした。
ニューカッスルの守備が良かったのも一因だったと思います。無理に前から来るわけではなく、しっかりブロックを作っていてスライドが早くて正確。ソンがボールを持つと常に2人が寄せに行くと言ったスパーズ対策もしっかり行ってきた模様です。うちの選手たちが足先で軽いプレーをする中、ハードに奪いにくるニューカッスルの守備陣を崩せないのは当然か。
後半にソンが裏を狙うようになってから、ケインも動いて受けるようになりようやく攻撃が活性化。これだよこれ、裏を狙われる意識があってこそバイタルが空いてきてチャンスが生まれる。一切いいところがない中点を取ってくるケインはさすが、褒めるつもりはないけれどまさに点を取っただけな試合でした。
4位以上、確定
最終節を残してチャンピオンズリーグ出場権の手にはいる4位以内が確定しました。そして念願のロンドンのクラブトップの座も。CL争いはリヴァプールとチェルシーにお任せです。これには本当に一安心です。これで今季の目標は達成ということでいいでしょう。
今の不調を前向きに捉えるのなら来季の補強ポイントを考えられることかな。ボランチは補強必須でしょう。デンベレがいないとだいぶ脆くなることがわかりました。シソコは本職じゃないし、ワニャマは結局コンディションを戻すことができませんでした。それからサイドバックももう少しレベルを上げていかないと厳しい。ローズは出ていくと思うのでそこに一人。オーリエはポジション争いに食い込んでこなくなったので考えてもいいところでしょう。
そんな目線で最終節を楽しむことにします。でも今日みたいな試合ではちっとも楽しみじゃありませんけど。