ポチェッティーノには背水の陣? vs ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン

連敗の泥沼にはまり、チームに立ち込める空気は重い。

それでも試合は待ってくれない。プレミアに戻ってブライトンと。

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順位以上に厄介かもしれない

1勝2敗2分で14位のブライトンは数字の上では大したことのない相手に思えます。しかしこの一勝はマンチェスター・ユナイテッドから。直近2試合ではフルハム、サウサンプトンと2-2の引き分けですが、いずれも0-2から土壇場で追いついているので勢いはあるでしょう。スパーズ3勝2敗なのになぜかまだ6位にいます。これ以上負ければ一気に2桁順位が近づきます。離されるわけにはいかない。

ブライトンは4-1-4-1が基本軸。守るときは両サイドも下がって守備をします。攻撃力に偏りがちのクノッカールがいるせいか、右サイドの守備はやや甘め。サウサンプトンのネイサン・レドモンドに好き放題やられていました。ここはソンが出てモウラが出ても優勢に進められそうです。

ビルドアップがうまい方ではないので、プレッシャーをかけていければ簡単に慌てさせることができそうです。ただし、今のうちのコンディションではその戦術は取れない気はしますが。攻撃は割と勢いに任せてくるところがあります。目立つのはやはりクノッカールですが、怖いのはむしろワントップのグレン・マーレーの方。大きめの体格を生かして体を張るタイプのフォワードでうちはこういうタイプにやられがち。フルハムのミトロビッチもそうだった。マーレーは前述の追いついた2試合で3ゴール挙げています。最後まで警戒しないといけません。

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サイドの意識を高めようか

ツートップにして中央メインだった攻撃がインテル戦ではソンをサイドに配置することでややバランスが取れたようです。中央突破が上手くいく時期は構わないけど、やっぱりサイドを起点にするのが基本。ソンやモウラが左にいるならデイビスでもローズでもそこまで攻撃への期待値をかけないで済むので今は好都合です。右はサイドバック任せになるはずですが、まあどっちが出てもそれなりにやれるでしょう。ボランチは久しぶりに4人が選択肢に上がってくるのに、誰もいい調子の選手はいません。

個人的にはケインが点を取れていないのはただ本人が不調のせいではない、と言ってはいるものの2列目は結構動けているので、ソンやモウラを入れてもいいと思います。最初はケインだと思うけど、ダメそうなら引っ張らない勇気も必要です。ジョレンテに任せてみるのもいい。出場機会が少ないだけで、出ればいつも安定しています。使い方がよくなかったりはするけど。

一部報道でブライトン戦に敗れればポチェッティーノが解任されるという報道が出ました。就任5年目にして初の三連敗だそうです。どうやらポチェッティーノが「明日どうなっているかわからないのがフットボールの世界だ」みたいないつも通りの当たり障りないコメントを目一杯引き伸ばしたもののようですが。

さすがに信憑性は薄すぎるので心配することはないと思います。補強無しで責任を監督に押し付けて終わりなんてありえないし、彼以上の監督なんてそうそう見つからないのは誰の目にも明らかなので。ただし本日敗れれば今シーズンの戦歴が3勝4敗となり、負け越しということになります。それは困る。クビはかかっていないにしても気持ちは背水で頼みます。

キックオフは日本時間25:30です。

トッテナム・ホットスパー:予想フォーメーション
GK フォルム
DF トリッピア、アルデルヴァイレルト、フェルトンゲン、ローズ
MF ソン、ダイアー、エリクセン、ウィンクス、モウラ
FW ケイン

ブライトン:予想フォーメーション
GK ライアン
DF モントーヤ、ダンク、ダフィ、ボン
MF クノッカール、ビスマ、スティーブンス、プレッペル、マーチ
FW マーレー

2018-2019シーズン 試合結果一覧

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