辛勝だったハマーズ戦から中三日
チャンピオンズリーグの戦いはオランダリーグの覇者PSVです。
戦力では分があるはずだが
グループステージも3試合目。Bグループはここまではっきりと明暗が別れています。バルセロナとインテルが共に2勝。トッテナムとPSVは共に2敗わずかに得失点差でスパーズが3位におりますが、あまり意味はありません。今日の試合で敗れたほうが3試合を残す段階で事実上のグループステージ敗退となるでしょう。もちろん数字の上では希望はある。それはあくまでも机上の空論です。
オランダリーグを追ってはいませんが、国内ではもはや敵なしの状況にあるPSV。昨年も大差をつけて優勝し、今年もここまで9試合を終えて全勝です。それどころか36得点3失点は凄まじい。1試合平均4点取っている計算です。直近の試合も6-0、4-0で勝っていて、なんだかゲームの世界のようです。生きのいい若手が多く、オランダ代表にも何人か選手を送り込んでいて先日の代表ウィークでは活躍していたというニュースを見ました。ワールドカップの影響もあり、名前を知っている選手はちらほらいました。でもどれもビックネームというわけではないはずです。今はまだ。
遠目に見ればスパーズの方が戦力は整っているはずですし、リーグ戦も白星続きなので順当勝ちしそうに見えるけど、まあみなさんお分かりの通り内容はまるで伴っていない。ここ何試合か見ていると、やや引き気味に構えてくれるチームには戦えていますが、少しでも前に出てこられるとそれを跳ね返せない試合が続いています。PSVは攻撃のチーム、さらにホームゲームとあらば厳しい試合になると思われます。
エリクセンの復帰により
多かった負傷者も残り三名です。フェルトンゲン、アリ、ローズはもう少しかかりそう。ちなみにこの間いなかったワニャマは怪我なのか戦術的理由によるものなのかは知りません。
チームバランスの改善にクリスティアン・エリクセンの回復は朗報です。ポチェッティーノも問題なく出られるという発言はしています。前の選手たち好調ですけど、スタメン起用の可能性は高いでしょう。途中から流れを変えるイメージはあんまりないしね。エリクセンが戻れば後方からのビルドアップは多少改善されるはずです。彼が上手いからというだけでなく、献身的に下がってきて捌いてくれるからなので他の選手でもこなせる役割だとは思うんですがどうでしょう。これまでの不振をやや負傷者の多さのせいにしていたところ、これからそれは言えなくなりますよ。あとデンベレも問題なさそうです。
スムーズな連携を見せてくれるのを期待しつつ、大切なのは勝つこと。引き分けでも相当厳しくなる。せっかくカンプ・ノウに行けるというのにあと3試合を消化試合にはしたくない。
キックオフは日本時間25:55です。
トッテナム・ホットスパー:予想フォーメーション
GK ロリス
DF オーリエ、アルデルヴァイレルト、サンチェス、デイビス
MF ダイアー、エリクセン、ウィンクス
FW ラメラ、ケイン、モウラ