チェルシー戦の余韻の残る中、負けられない戦いが続きます。
勝たなければここで終わり、チャンピオンズリーグの舞台です。
相手もまた絶好調
9月18日の対戦からインテルは公式戦を9勝2敗1分で突き進んできています。勢いでは相手に部がある・・・と思いきやこちらもあの試合から10勝2敗1分でした。積み上げてきた成績は五分五分です。ただしこの試合に臨むスタンスは一緒ではありません。グループB2位のインテルと3位のスパーズとの間にあるのは勝点3という壁。勝ち点差が並んだ場合は直接対決の結果が優先されるので、引き分け以下で敗退が決まってしまいます。
さらに勝利にも条件がある。無失点での勝利なら1-0でもトッテナムの方がアウェーゴール差で上になる。2-1なら得失点差とかで決まるし、2失点以上すると1点差の勝利ではダメ。2点差以上の勝利なら文句なしでスパーズです。なんかわかりにくくなりましたが、無失点か2点差の勝利が必須だと思っておけば良いです。
今回はホームで戦えるのでその点は大きい。国内の試合より移動距離が増えるので相手チームには負担だし、直近いい試合をしたばかりなので気持ちも乗りやすいはず。前回は先制点をとって優位に試合を進めていたのに終盤にまさかの逆転を許してしまいました。追加点を取りに行けず、腰が引けてしまったのが敗因でした。あの時とは大きく違い自信を取り戻した今の姿なら同じ失敗にはならないでしょう。
フォイスを登録外にしていたなんて
わかるはずのないことでした。8月の終わりの時点でファン・フォイスがここまで活躍してくれるなんて。
チャンピオンズリーグの登録メンバーにはフォイスの他にもヤンセンとエンクドゥが漏れています。そっちは問題ないにしてもフォイスは今になってやや苦しい。幸いフェルトンゲンが出場可能ということでめでたしめでたしだけど、久しぶりの試合がチャンピオンズリーグというのはいつものポチェッティーノならやりたくないであろう采配になりますね。
チェルシー戦で抜群の攻撃力を見せた2列目の選手もローテーションすることが示唆されています。ラメラとモウラはスタメン復帰、あとはシソコが入るのか、先日の誰かが出るのか。チェルシー戦で一番早くベンチに下がったアリが出る気がしています。エリクセン、アリ、ソンを途中から投入するプランなら相手はかなり嫌だろうけど、負傷で枠を使ったりすることも考えられるので、一人くらい出しておいたほうがいい。いやもちろん先発のメンバーに活躍してもらうに越したことはないけれど。
土曜日と同じレベルのパフォーマンスができれば調子のいいインテルといえど全く問題にならないと思います。でも毎試合あのインテンシティで続けるのは難しいこともわかっています。肉体的にも精神的にも。それでもあのレベルを一度みると期待してしまうのがサポーターの心理でしょう。だいぶ前から言っていたけど、突破の可能性をかけてスペインに行くために必ずや勝ってもらわないといけません。
キックオフは日本時間5:00です。
トッテナム・ホットスパー:予想フォーメーション
GK ロリス
DF オーリエ、アルデルヴァイレルト、フェルトンゲン、デイビス
MF ラメラ、シソコ、アリ、ダイアー、モウラ
FW ケイン