今年のプレミアリーグも折り返し地点に到達しました。
19節はホームにボーンマスを迎えます。
見えてきた一つ上の壁
淡々と勝ち星を重ねてきたことで、盤石に見えていたシティの躓きをチャンスと捉えることができています。2位の背中が2ポイント差まで近付いてきました。直接対決では勝てる気がしなかったシティとリヴァプールですが、この大会はリーグ戦。他の試合をこぼさなければピッタリ後ろについて行くことができます。
今節は8位のボーンマスとの対戦です。7位以下のチームではもっとも得点力のあるチームのようで、ここまで27得点です。失点も多いチームなのでまたしても撃ち合いないし大量得点が見られるかもしれません。10月までに稼いだ勝ち点を貯金にしていますが、それ以降はガクッと調子を落としています。さらに今季トップ6との対戦は全敗。開幕からの不振のトンネルを抜け出したスパーズに怖いものはないかもしれない。
チームとしてのまとまりもあり、攻撃の形を持っているチームなのでリズムを握られる時間はあるでしょう。しかしながらホーム戦なのでスパーズペースの時間帯が長くなることは予想されます。多少前線が入れ替わっても攻撃のアイデアを生み出せるかどうか。少なくともシソコは温存することがポチェッティーノによって明かされました。当然ですね。今一番欠けてはいけない選手です。
アルデルヴァイレルトの温存はある?
シソコに関するインタビューでは「シソコ6連戦していて疲労も溜まっている。スキップがいるから大丈夫」のようなことを言っていました。忘れられているのかな?アルデルヴァイレルトも6連戦しています。フェルトンゲンが離脱中でデイビスを起用するほど選手がいなかったので仕方なかったものの、エヴァートン戦でダビンソン・サンチェスは復帰し、ファン・フォイスもメンバー入りしています。一応頭数はいる。しかしながらサンチェスとフォイスの若手コンビでは不安を覚える気持ちもわかる。これまで常にアルデルヴァイレルトかフェルトンゲンのどちらかは出ていて、先輩がどっしりと構えて後輩が生き生きとプレーする的なところはありました。
フェルトンゲン復帰のめどはまだ立っていないので、なかなか休ませるのは難しい判断かもしれません。シソコに関しては前節の終盤に疲れが見えていたので決断しやすかったけど、センターバックだとどうでしょう。ディフェンスリーダーとしてだけでなく、ロングフィードで攻撃の起点にもなっているので、いないと結構な戦力減です。サンチェスの縦パスは結構引っかかっていたし。
プレミアリーグだけでもここから8日で3試合あります。慎重なポチェッティーノならローテーションさせてくるとは思いますが、そのタイミングをいつにするか。ひょっとするとフォイスとサンチェスがいても経験値を買ってデイビスと組ませることもあるかもしれません。壊れてからでは遅いのでチーム全体の調子がいいうちに。
キックオフは日本時間24:00です。
トッテナム・ホットスパー:予想フォーメーション
GK ロリス
DF トリッピアー、サンチェス、アルデルヴァイレルト、ローズ
MF ラメラ、スキップ、エリクセン、ウィンクス、ソン
FW ケイン
ボーンマス:予想フォーメーション
GK ペゴビッチ
DF フランシス、クック、アケ、ミングス、ダニエルズ
MF スタニスラス、レルマ、ブルックス
FW ウィルソン、キング