[FA]4回戦 クリスタル・パレス vs トッテナム・ホットスパー

2018-2019 FAカップ 4回戦

Crystal Palace 2 – 0 Tottenham Hotspur

Stadium:セルハースト・パーク

得点
 9分:コナー・ウィッカム(Palace)
34分:アンドロス・タウンゼント(Palace)

トッテナム・ホットスパー
ガッサニーガ、フォイス、サンチェス、フェルトンゲン(46’ラメラ)、トリッピアー、ダイアー(63’ワニャマ)、スキップ、ウォーカー=ピータース、モウラ(81’スターリング)、ジョレンテ、エンクドゥ
sub:ロリス、オーリエ、ローズ、ウィンクス

クリスタル・パレス
スペローニ、ウォード、アーンホルト、ダン、ケリー、マイヤー(79’ミリボイェビッチ)、クヤテ、シュラップ、タウンゼント(88’アイェウ)、ウィッカム、ザハ(70’ベンテケ)
sub:タッパー、サコ、ビッサカ、リーデヴァルト

ストレスが溜まるだけの酷いゲームでした。
見に行ったサポーターに謝ってくれ

スポンサーリンク

初めから勝つ気なんてなかったんじゃないだろうか

まずはスタメンのチョイスから。パレスもビッサカ、ミリボイェビッチ辺りを温存してきつつ、タウンゼントやザハは使ってきた。スパーズはフェルトンゲン、ジョレンテだけが連戦中のメンバーであとは出番の少ないメンバーを中心に組んでいく。ガッサニーガと負傷明けのダイアーもチェルシー戦からは連戦ですが、まあ出るよなという二人です。エリクセンとアルデルヴァイレルトは完全休養です。ウォーカー=ピータース、スキップ、エンクドゥの同時起用はもちろん楽しみではあるけれど、プレミアのクラブにぶつける陣容ではないですよ。

スキップが一生懸命走り回ってパスを散らしていくもスリートップはジョレンテ、モウラ、エンクドゥ。当然コンビネーションなんて高尚なものは彼らの間にあるわけなく、サイドに逃げていく他ない。ウォーカー=ピータースは積極的で見ていて気持ちよかったけれど、同サイドのエンクドゥが上手くそこに絡めないので流石に単独では打開できず。トリッピアーは後ろに下げるか無謀なクロスを上げるに終始しました。

どうせポチェッティーノは「ゲームを支配できたことに満足している」みたいなコメントをするのだろうけど、今日に関してはただ持たされていただけ。スペースがないと何もできないトッテナムにカウンターを繰り出したいパレスの思惑に嵌められたにすぎません。ゴールに近づくほどにアイデアのなさが目立つ苦しい展開になりました。

先制されたときのサンチェスの対応にも全く覇気を感じなかったし、その後のウォーカー=ピータースのハンドは意味不明です。相手にチャンスが来たら守るなとでも言われていたのでしょうか。ガッサニーガは頑張っていたけど。PKを決めたタウンゼントが一瞬喜びかけて冷静になり、セレブレーションをしなかったのは嬉しかった。気遣いありがとうね。

良くはなかった攻撃陣でも前半に追いつくチャンスがあったにも関わらず、エンクドゥはトリックフリーキックのチャンスを焦ってまともなシュートも放てず、トリッピアーはPKを外しました。あまりにも酷い。安心してPKを任せられるフォワードの選手はやっぱり必要だなと思った瞬間です。いつもはケインが蹴っているけど。

スポンサーリンク

交代も予定調和なものばかり、フェルトンゲンは休ませたいから前半でアウト。ダイアーも休ませたい&ワニャマを使っておきたい。スターリングをデビューさせるなら今日しかない。

ラメラは今日の中ではよかった方ですね。間で受ける意識を唯一持っていた選手でした。少なからず攻撃を活性化させてくれていた。常々思っているんですけど、ラメラはエリクセンやアリの横で気を使っているよりも、自分を中心に攻撃を組み立てるチームにいた方が輝くんじゃないかなあ。王様然している方があっているように感じます。

ワニャマは出られただけで良しとしますか?どうしますか?体の強さはわかったけど、あまりにもパスをひっかけまくっていたのは試合感というやつなのか。まだまだ早いのかなと思えました。ただ出ていないと良くなっていかない部分もあるのはジレンマ。後半はワニャマにつられてか、スキップも縦パスを通せなくなっていました。

スタメンからも交代からも戦い方からも、勝ちに行く姿勢は残念ながら見られませんでした。カメラに抜かれるポチェッティーノは腕組みをしてずっとベンチに座っていました。

これでわずか4日間で残っていた4大会のうち2大会を失いました。残るはプレミアリーグとチャンピオンズリーグのみ。ノルマはリーグ4位以内です。果たして立て直せるのか。

2018-2019シーズン 試合結果一覧

スポンサーリンク
スポンサーリンク
NO IMAGE
最新情報をチェックしよう!