さようならサッリ vs チェルシー

今週の2試合に勝てれば、優勝争いに生き残れる。

28節、ロンドンダービー

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おそらく調子は関係ない

序盤は完璧なスタートダッシュを決め、シティ、リヴァプールと並び優勝候補かと思われていましたが、そんなチェルシーに今期初黒星を付けたのが13節のトッテナム。ジョルジーニョを抑えればチェルシーは止まると各チームに共通認識ができると大苦戦。戦術家と呼ばれるサッリの生命線はまさしくアンカーポジションにあり、今日に到るまでセカンドプランを確立できていません。

特に1月のボーンマスにまさかの大敗を喫してから歯車は狂ったまま。0-4で破れた次の試合はハダースフィールドに5-0で勝利するも、続くシティ戦には0-6という歴史的大敗でした。間に挟んでいるELは勝っているけど、国内カップ戦に戻って来るとユナイテッド、シティに連敗です。スパーズ戦の結果次第で監督解任かという報道もされる中、1年間の補強禁止処分が言い渡されるという泣きっ面に蜂状態。補強禁止の6位のチームを快く受け入れてくれる監督がいるのかと疑問です。

そんな苦しいチーム状態のチェルシーなら簡単に勝てるかといえば間違いなくそうはならない。先日もケパの交代拒否でさらに荒れたばかりで、監督との信頼関係がどうのこうのとなっていましたが、いつだってスパーズとやる時には選手たちが異常な気合いを見せて来る。大荒れになったレスター優勝年のチェルシー戦も優勝争いに一切関係なかったチェルシーが無駄に気合いを入れてきたのがまずのきっかけでした。

相変わらずセンターフォワードが泣き所で新加入のイグアインも結果を残せていません。アザールとジョルジーニョを警戒すれば今のチェルシーはかなり怖くなくなるはずです。勝点差は今の時点で10ポイントもある。そろそろ4位争いも危うくなっているチェルシーの今シーズンを終わらせてやりましょう。

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スパーズ対策への対策を

それは前節のこと。バーンリーが仕掛けてきたハイプレスを打ち破ることができず、やりたいプレーができなかった。ディフェンス3枚とウィンクスでビルドアップしようとするも、そこを抑えられると前に蹴るしかなくなる。すると後はセカンドボールの奪い合い。あまり効率的ではありません。チェルシーがその気になればバーンリーより質の高いハイプレスができると思うので対策を考えておかないと苦しくなる。まあ空中分解寸前のチェルシーにまとまってハードワークできるのかわかりませんが。

中盤から一人でもちあがれるプレス破壊の鬼、ムサ・デンベレがいなくなったことで、やれることと言ったらケインやエリクセンが後ろへもらいに来ることくらいかもしれません。でもそれではダメ。トリッピアのパスでソンやシソコのランニングを活用したり、前線へ縦パスを入れてから細いつなぎで打開したりと複数の選択肢を持って欲しい。チェルシーは低空飛行中だけど、別にスパーズも内容が良くてこの順位にいるわけじゃない。無難に回すだけでなく、チャレンジして引き出しを増やしていかないとアリが戻って来るだけじゃきっと変わらないでしょう。

キックオフは日本時間29:00です。

トッテナム・ホットスパー:予想フォーメーション
GK ロリス
DF アルデルヴァイレルト、サンチェス、フェルトンゲン
MF トリッピアー、シソコ、ウィンクス、エリクセン、デイビス
FW ケイン、ソン

チェルシー:予想フォーメーション
GK アリサバラガ
DF アスピリクエタ、リュディガー、ルイス、アロンソ
MF カンテ、ジョルジーニョ、コバチッチ
FW ペドロ、アザール、ウィリアン

2018-2019シーズン 試合結果一覧

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