[PL]第38節 トッテナム・ホットスパー vs エヴァートン

2018-2019 プレミアリーグ 第38節

Tottenham Hotspur 2 – 2 Everton

Stadium:トッテナム・ホットスパー・スタジアム
通算戦歴:4勝2敗1分(勝率:57%)

得点
 3分:エリック・ダイアー(Spurs)
69分:テオ・ウォルコット(Toffees)
72分:チェンク・トスン(Toffees)
75分:クリスティアン・エリクセン(Spurs)

トッテナム・ホットスパー
ロリス、ウォーカー=ピータース、アルデルヴァイレルト、ダイアー、B・デイビス、ラメラ(77’スキップ)、シソコ、エリクセン、アリ(46’ワニャマ)、モウラ、ジョレンテ(77’ヤンセン)
sub:ガッサニーガ、トリッピア、オーリエ、マーシュ

エヴァートン
ピックフォード、ズマ、キーン、ミナ、ディニュ、ゲイェ(65’ゴメス)、シグルズソン、シュナイデルラン、ウォルコット、トスン、ベルナルジ(65’ルックマン)
sub:ステケレンブルグ、ベインズ、ジャギエルカ、ケニー、T・デイビス

この試合はこんなものですかね。
ゆっくりとリーグ戦を終えました。

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溢れ出る消化試合感

お互いに目標のない試合でした。無理に強度の高い試合にして、怪我人を増やしたくないスパーズにエヴァートンがお付き合い頂いた形。それでも満席埋まったスタンドからは選手紹介の時にモウラに大きな拍手が送られていました。

フォーメーションとしては4-2-3-1だったと思うのですが、モウラがトップ下に入っている。ジョレンテのポストプレーを拾って縦に仕掛けていくための配置ですね。今日はモウラが持つとファンがいいリアクションをしていました。この試合は軽いエンターテイメントなんでしょう。

さて、開始こそ上の形だったものの、右にいるはずのラメラが徐々に中央でプレーし始め、右のポジションを空けてしまうので仕方なくアリが逆サイドに張って幅を作ろうと試みます。中央スタートでサイドに流れてチャンスを演出するのは得意ですが、サイドに張るタイプの選手ではないし、後方がデイビスなのでさほど効果的なプレーはできず、前半で交代となりました。

ラメラが全然右に戻らないので、モウラが右に回ります。指示があったようには見えませんでした。ラメラは全く良くなかったよ。わがままなポジションチェンジに始まり、ボールに触れても常に判断が遅いのでチャンスを潰すし、数字が欲しいのか中央でクロスを待つ場面ばかり。今シーズンでラメラも放出することになるでしょう。もう見たくありません。

いつぶりかにセンターバックに入ったダイアーがまさかの先制を叩き出すも、試合はずっとローテンションでした。エヴァートンが攻めてきても中盤以上の選手は守備に戻らず、エヴァートンも同じくらいのスピード感なのでそれでも決まらず。まあ正直言って退屈なゲームでした。不満ではないけどね。

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ノルマは達せられたから

ちょっとの隙をついてエヴァートンが逆転するも、直後にエリクセンがこの試合に相応しくないフリーキックを直接沈めて後はタイムアップを待つだけでした。シーズン2度目の引き分けを持って、一応自力で4位以内を確定させました。シーズンの総括はまたいつかやりますが、よくやったと言っていいのではないでしょうか。これでファイナルの結果によらず、来期もCLを戦えます。

試合が試合だったので、戦術どうこうとか、各個人の出来がどうこうとか特にありません。勝っていれば3位だったという現実は試合後にわかったことで、これ以上の負担を選手に強いるリスクと引き換えるほど、価値のあるものではないでしょう。ロンドンの王はチェルシーに譲ったとはいえ、なんかさほど盛り上がっていないけど、アーセナルより上で終わってるんでね。

長かったリーグ戦もこれで終わりです。またおよそ3ヶ月間見られないんだなあという例年の喪失感はまだやってきません。シーズンが終わるまでまだ3週間もあるなんて!少し休んでしっかり準備してください。次に決勝に進める機会なんて、いつあるかわからないから。願わくば両チームとの、ベストメンバーで戦えますように。

とりあえずはリーグ戦、本当にお疲れ様でした!

2018-2019シーズン 試合結果一覧

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