2019-2020シーズンのUEFAチャンピオンズリーグが開幕します。
大事な初戦はギリシャの地でオリンピアコスと。
初戦の大切さは去年学んだ
今年はグループBに入りました。同居するのはバイエルン、レッドスター、オリンピアコスです。下馬評からするとバイエルンとスパーズが優勢のグループになる。決勝の舞台に立ってしまったクラブなので、もうグループステージ突破は最低ラインにしてもらいたいところ。優勝オッズでは10位くらいに入っていました。
本日の対戦相手オリンピアコス。ヨーロッパの舞台の常連ではあるので名前は広く知られています。ギリシャ・スーパーリーグに所属しており、昨年は2位でフィニッシュしています。そのため今年はプレーオフを戦っていて、ロシアのクラスノダールを2試合合計6-1で下して本線の出場権を得てきました。個人的に知っている選手は元フランス代表のマテュー・ヴァルブエナだけでした。
バルサ、PSV、インテルの組よりは難易度は下がるでしょう。しかし我々が教訓にすべきは去年の初戦です。インテル相手に先行し、有利に進めながらも85分から一気に逆転されたあの試合。その次の2試合も勝ち星を挙げられず、非常に苦しいグループステージの戦いだった。オリンピアコスのことをほとんど何も知らないので、どんな試合になるか予想できないけど、アウェーでもスパーズは勝利を目指さないといけない。
多少入れ替えがありそう
早くも過密日程の時期に入ったことにより、メンバーのローテーションはありそうです。本人のコンディションというよりは、ポジション争いによって出番を無くしている、モウラ、アリ、デイビスあたりには注目したい。ワニャマ、ダイアーについてはコンディション調整に使われるくらいならスキップを出してあげたい気もする。まあそれもポジション争いってやつかも知れませんね。この場合はベンチ争いか。
チャンピオンズリーグではあまりやらないけど、カップ戦なんかでは大幅にローテーションした試合で無気力に敗れてしまうことがスパーズは多い。流石にCLの初戦で「大幅な」変更はないと思うけど、去年の決勝トーナメントで証明した通り、誰が出ても活躍できる総合力はこの先も、いや今からも重要なものだから、ぜひ印象に残るプレーを見せて欲しい。あれだけ重要な働きをしたのに出番の少ないルーカス・モウラと、好調なラメラからポジションを取り返せていないアリの2人は特にね。
キックオフは日本時間25:55です。
トッテナム・ホットスパー:予想フォーメーション
FW ケイン、モウラ
MF アリ、ウィンクス、エンドンベレ、エリクセン
DF デイビス、フェルトンゲン、アルデルヴァイレルト、ウォーカー=ピータース
GK ロリス