2019-2020 プレミアリーグ 第9節
Tottenham Hotspur 1 – 1 Watford
Stadium:トッテナム・ホットスパー・スタジアム
通算戦歴:7勝4敗2分(勝率:54%)
得点
6分:アブドゥライエ・ドゥクレ(Hornets)
86分:デレ・アリ(Spurs)
トッテナム・ホットスパー
FW ケイン、モウラ(63’ラメラ)
MF ローズ、ウィンクス(70’エンドンベレ)、アリ、シソコ、オーリエ
DF フェルトンゲン、サンチェス(46’ソン)、アルデルヴァイレルト
GK ガッサニーガ
sub:オースティン、フォイス、デイビス、ダイアー
ワトフォード
FW ウェルベック(5’デウロフェウ)、ペレイラ(84’ヒューズ)
MF ドゥクレ、チャロパー、クレヴァリー
DF ホレバス、カバセレ、ドーソン、キャスカート、ヤンマート(71’フェメニア)
GK フォスター
sub:ゴメス、マシナ、グレイ、サール
効果的な攻撃を生み出すことはできず。
まだ時間がかかりそうです。
チグハグな攻撃陣
なんというかあまりにも退屈な試合が続いていて、感想や分析が頭に残りませんね。なので短めです。
ワトフォードは開始直後にウェルベックを負傷で失うも、ゲームプランは変わりません。5バックの守備から入り、攻撃は前線の選手の個に任せる。最近のスパーズへの対抗策は明確です。引いて中を固めて守れば良い。
負傷者も少ないのに何を思ったのかスリーバックで試合に入りました。まあ意図としてはウイングバックを高めに位置取らせて幅を作ることだったのでしょう。しかしうちの両サイドはリヴァプールのように高精度のクロスを放れるタイプではないし、単騎で切り込めるわけでもないので、彼らのポジショニングを攻撃時思考にしたところで決定機が作れるわけではありません。オーリエローズを起点にサイド攻撃を繰り出すという考えは否定しませんが、それならもっと他の選手もかかわらせて組織で崩そうとしないとダメです。というかそんなことは開幕以降ずっと同じなのに何も変わっていませんね。
ポゼッションは出来ているのに良い攻撃ができないのは、全体的に相手を撹乱するような3人目の動き出しがないから。もしくはあるけど効率的ではないからです。常に出してと受け手の関係でしかパスが回らないので、受け手が時間をかけてしまい、相手の守備陣形が整ってしまう。だから比較的守備の薄いサイドからしか前進できず、それも崩し切っているわけではないので決定的なクロスにはならない。
点は取りましたがあれはあくまでもラッキーゴールです。かと言って今の単調なクロス攻撃に頼っていてはこの先良くなるわけでもないでしょう。またここから試合は続いていく、もうしばらく辛抱の時間かもしれません。みなさんご覚悟を。