久しぶりに気持ちよく白星をあげるも、直後はプレミア最強チーム
チャンピオンズリーグ決勝の借りを返せるか
無敗のクラブ
昨年はプレミア史に残る激闘の優勝争いを繰り広げたリヴァプール。あれだけの勝点を重ねながらトロフィーに手が届かなかったというのは普段ならありえない事。リーグは取れなかったものの、チャンピオンズリーグでは優勝を果たしました。我々に打ち勝って。
そして今シーズン、今年もシティとの一騎打ちになるかと思われましたが、蓋を開けてみるとこのチームは抜群の安定感てテーブルのトップをひた走っています。前節ユナイテッドに引き分けた以外は全ての試合に勝っています。その中にはアーセナルとチェルシーも含まれている。絶好調のレスターでも止められず、望みはスパーズとシティに託されました。いや、スパーズはあまり期待されていないかもしれませんが。というのも最近の低調に加え、そもそもリヴァプールとは相性が悪いらしい、直近10回の対戦でスパーズが勝利を挙げたのはわずかに1度だけだそうです。
得点数は上位チームの中では飛び向けたものではないですが、失点数はリーグ最少です。去年の時点で完成されていた感の強いチームを夏の移籍市場ではほとんどいじらずに今シーズンに入りました。それだけ自身があったのでしょう。そして今はそれが結果になっている。あれだけ運動量を必要とされるタフなスタイルを長く継続して結果を出してくるクロップの手腕は素晴らしい。もちろんこれが正解であるかどうかわかるのは来年の5月なんですけどね。
攻撃のイメージを保てるか
最近のリヴァプール相手に打ち合いを挑めばバイエルン戦のようになるかもしれません。でも守備的に行って守りきれるとも思えない。リヴァプールの攻撃力は本物だし、何よりうちの守備陣はあまり強固には見えないから。それならいっそレッドスター戦で自信を取り戻したであろう攻撃陣の爆発に期待してみるもの面白い。全く形になっていなかった攻撃がここにきていろんなパターンを決められた事で良いイメージが残っているだろうから。
ここ数年で初めてのことを言いますが、今日の試合はエリクセンよりラメラです。これまでの出来を見てもプレーの強度が高いのはラメラの方。特に攻撃から守備へ切り替わった瞬間のプレスバックは最大の魅力です。これは長年できていたけど、そこに攻撃でも結果を出せるようになってきた。非常に頼もしい存在になりました。全体としてもファン・ダイクの構える中央で勝負するよりも、高い位置を取ってくる両サイドバックの裏を突くような戦術が望ましい。4-2-3-1で行く勇気を。
正直あまり過度な期待はしていません。大量得点を奪ったとはいえ、火曜のレッドスターのプレーはプレミアの残留争いレベルでした。まあそれにもスパーズは勝てていなかったわけですが、あの試合だけで調子は戻ったと考えるのは楽観的すぎる。そして今回は要塞アンフィールドとあれば、オッズは圧倒的にリヴァプールでしょう。せめて接った戦いができるように、そのくらいは期待してもいいのかな。
キックオフは日本時間25:30です。
トッテナム・ホットスパー:予想フォーメーション
FW ケイン
MF ソン、ウィンクス、アリ、シソコ、ラメラ
DF ローズ、フェルトンゲン、アルデルヴァイレルト、オーリエ
GK ガッサニーガ
リヴァプール:予想フォーメーション
FW マネ、フィルミーノ、サラー
MF ミルナー、ファビーニョ、ヘンダーソン
DF ロバートソン、ダイク、マティプ、アーノルド
GK アリソン