2019-2020 チャンピオンズリーグ GS第6節
Bayern München 3 – 1 Tottenham Hotspur
Stadium:アリアンツ・アレーナ
得点
14分:キングスレイ・コマン(Bayern)
20分:ライアン・セセニョン(Spurs)
45分:トーマス・ミュラー(Bayern)
64分:フィリペ・コウチーニョ(Bayern)
トッテナム・ホットスパー
FW モウラ(65’ソン)
MF セセニョン、ダイアー(81’ワニャマ)、エリクセン、シソコ、ロチェルソ(65’スキップ)
DF ローズ、アルデルヴァイレルト、フォイス、ウォーカー=ピータース
GK ガッサニーガ
sub:オースティン、サンチェス、タンガンガ、パロット
バイエルン・ミュンヘン
FW コマン(27’ミュラー)、ペリシッチ(86’ザークツイ)、ニャブリ
MF コウチーニョ、キミッヒ、アルカンタラ
DF デイビス、マルティネス(87’ゴレツカ)、ボアテング、パヴァール
GK ノイアー
sub:ウルライヒ、マイ、シン、レヴァンドフスキ
結果は仕方ありません。
強かったですね。
前回よりはマシ
お互いに突破が決まり、順位の変動も起こらない最終戦にスパーズは大幅なローテーションで臨みます。開幕前は一番手の候補かと思われていたウォーカー=ピータースは気づけば3ヶ月ぶりの出場です。ロチェルソ、セセニョンもスタメンに名を連ね、監督交代後には初めてとなる、モウラのワントップ起用です。対するバイエルンはレヴァンドフスキこそ温存しましたが、それなりメンバーを揃えてきた。これは開始前から難しくなることが想定されます。
まあそんな予想通り、試合は終始バイエルンがボールを握り、それを受けるスパーズの構図。いつもとは違い、カウンターで攻め入る場面も数えるほどでした。後半を見終わってまず思うのは、むしろよく1点取れたなということ。前線に起点を作れないためにボールを奪っても落ち着くことができない。ガッサニーガもキックに自信があるのはいいことなのですが、あまりにも一発を狙って蹴りすぎです。パントキックからチャンスにつながる確率なんてそもそもそんなに高くないし、今日のような相手ではより難しい。蹴っては回収されまた攻撃を受ける繰り返しです。アルデルヴァイレルトが蹴るなというジェスチャーをよくしていました。ちょっと冷静になって欲しかったです。
今日は短めで行こうと思っているのであとは気になった点を2つほど。
まずは、ローズの使い方。どう考えても守備より攻撃性で売っている選手だと思うのですが、サイドバックの選手の質によらず、右が攻撃、左がバランスの関係性は変わらないようです。KWPの攻撃力では打開は難しそうでしたが、ローズが上がることはほぼ無し。このままではスタメンを勝ち取ることはなさそうですし、出場時間がそれなりにもらえても、本人的にストレスが溜まってしまうのではないでしょうか。セセニョンがいることで一列前という選択肢もないので。
最後にロチェルソについて。
出場機会を求めて移籍を希望している、という報道をちらほら見るようになりました。2列目に割って入るのは簡単ではないと、来る前からわかっていそうなものですが、事実は置いておいてそういう記事が出ています。
その先入観があったからか、どうもプレーに気持ちが見えない。なんやかんや言われているエリクセンは質の高さを見せていたし、この試合でもしっかり走って戦ってくれています。ロチェルソはというと、ボールを持っている時はまだうまさを見せてくれているけど、奪われた瞬間に取り返しにいく意識だとか、各所で必死さに欠けています。ちょっと淡白すぎる。これではいくらなんでも信用して起用できません。なんか心なしか下を向いている時間も多かったように思えて心配でした。
さて、今年もチャンピオンズリーグは決勝ラウンドを戦えます。バイエルンに2戦合計、3-10で敗れたことは一旦忘れて、次の試合に集中しよう、