一週間空いて準備は万端
どこが相手だろうと落としている余裕はない。
4位を目指すのなら
残り試合は14試合、今季の目標はトップ4、この時期に追う立場になるのは久しぶりのことです。昨年はだいぶ余裕を持って走っていたのに、終盤の大失速であわや転落というところまで追い詰められた経験があります。チェルシーとの差は7ポイント、1試合消化が少ないし、2節挟んで直接対決が待っています。プレッシャーをかけるためにもシティだろうがなんだろうが勝ちに行くべきです。
マンチェスター・シティは現在2位、勝点51ポイントは首位と22差です。かなり離されている事は間違いありませんが、この勝点だって本来であれば十分に優勝争いペースです。リヴァプールが基準をぶち壊しているせいで、シティが大不調に見えますが、そのほかのチームと比べると完成度は一線を画している。今回はホームとはいえ、相当に難しい相手です。
センターバックに負傷が相次ぎ、守備がうまくいっていないようですが、攻撃力はリーグNo.1です。単純計算でも1試合に2点以上とっているのはシティとリヴァプールだけ。そんな守備陣にも頼みのラポルテが帰ってきているようで、終盤に向け、安定感を増してくる事でしょう。今日の試合に間に合うかどうかは微妙なところらしいですが。
戦力アップになっているか
エリクセンは抜けましが、代わりにフェルナンデスとベルフワインが加わっています。フェルナンデスがもういくつか出ていますが、ベルフワインはベンチ入り間に合うのなら今日が初、いずれにせよこの2人に期待するのは早すぎる。しかしこれらの選手たちの加入に既存の選手たちが触発されれば、それだけでも選手獲得の意味があるというものです。
最後にシティをホームに迎えたのはたしか昨年のチャンピオンズリーグ準々決勝のファーストレグです。あの時もケインはいなかった。しっかりと守りきってソンの一撃でシティを沈めました。去年は4試合戦って唯一勝ったのがこの試合です。ただ大きな違いはあの時ラストパスを出したエリクセンはもういないという事か。最近目立ったパフォーマンスを見せてくれているロチェルソは果たしてこのレベルのゲームでも違いを見せられるのか。試金石です。
記事は追いつけていませんが、サイドバックは放出だけして補強は間に合いませんでした。今シーズンはこのメンバーで行くしかない。冬の市場で完璧な補強とまではいかなかったけど、戦力を駆使して最高の結果を出すのが監督の仕事。モウリーニョvsグラルディオラ、これだけでも十分に楽しめそうだ。さあ気合いを入れて戦いに行こう。
キックオフは日本時間25:30です。
トッテナム・ホットスパー:予想フォーメーション
FW モウラ
MF ソン、ウィンクス、アリ、ダイアー、ロチェルソ
DF フェルトンゲン、サンチェス、アルデルヴァイレルト、オーリエ
GK ロリス
マンチェスター・シティ:予想フォーメーション
FW スターリング、アグエロ、シウバ
MF ギュンドアン、フェルナンジーニョ、デブライネ
DF ジンチェンコ、ラポルテ、オタメンディ、ウォーカー
GK エデルソン