[PL]第26節 アストン・ヴィラ vs トッテナム・ホットスパー

2019-2020 プレミアリーグ 第26節

Aston Villa 2 – 3 Tottenham Hotspur

Stadium:ヴィラ・パーク

得点
 9分:トビー・アルデルヴァイレルト(OG)(Villa)
27分:トビー・アルデルヴァイレルト(Spurs)
45分:ソン・フンミン(Spurs)
54分:ビョルン・エンゲルス(Villa)
94分:ソン・フンミン(Spurs)

トッテナム・ホットスパー
FW ソン
MF ベルフワイン(96’フェルトンゲン)、ウィンクス、アリ(83’フェルナンデス)、ダイアー(60’ロチェルソ)、モウラ
DF デイビス、サンチェス、アルデルヴァイレルト、オーリエ
GK ロリス
sub:ガッサニーガ、タンガンガ、エンドンベレ、スキップ

アストン・ヴィラ
FW グリーリッシュ、サマッタ(83’バストン)、エルガジ(70’トレゼゲ)
MF ターゲット、ルイス、ドリンクウォーター(60’ナカンバ)、コンサ
DF エンゲルス、ハウス、ギルバート
GK レイナ
sub:ニーラン、テイラー、フリハン、アルムハマディ

撃ち合いのシーソーゲームを劇的に勝ちきり
シーズン2度目の公式戦3連勝です。

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この勝ちは大きいぞ

試合のない週はいつも通り退屈でしたが、過密日程を戦う選手たちのリフレッシュの時間になるのなら我慢しないといけませんね。ケイン、シソコの不在は変わらずの中、だいぶチームを取り巻く雰囲気は良くなってきています。モウリーニョが待ち望んでいたデイビスも戻ってきて、ようやくスタメン復帰です。

試合は始まってすぐに動きました。いつの間にかプレミアに戻っていたレイナのフィードをエルガジが収めると、そのまま縦に仕掛けて早めのクロスを上げたところ、ロリスとの意思疎通が曖昧になったのか、アルデルヴァイレルトが変な体勢でゴールに落としてしまい、今日もクリーンシートはなくなりました。中の対応は置いておいて、やっぱりデイビスはパワーやスピード系には弱いですね。そのかわり頭を使ってプレーできる、逆サイドの彼とは正反対のタイプです。今日も攻撃は控えめですが、一度ワンツーで駆け上がってクロスまで持って行ったのは良かったです。

ヴィラは降格圏ギリギリの17位にいるものの、攻撃力はかなりある。得点数はトップ10に入る34ゴールなのに、失点50はリーグトップです。見ていて気持ちがいいけれど、あまりにもバランスが悪い。割合7:3くらい前に偏っています。その攻撃の中心はやはりジャック・グリーリッシュ。パス、ドリブル、シュートと一人でなんでもできすぎる。でもパレスのザハのように自分だけでなんとかしようとせずに、タイミングよく味方も使ってくる。ペナルティエリアの落ち着いたプレーはアリにも似ているなと思いました。この選手が去年なら2500ポンドほどで取れたと思うと勿体なかった。来夏はきっとステップアップするのでしょうが、その3倍はくだらないでしょう。本当に止められない選手だった。

対してスパーズはまだやや個人技頼みではあるけれど、徐々に連携したプレーも見られるようになってきました。ポジションもソンをトップにモウラが右の方が良い。ソンの方がフリーランニングがうまくて、モウラの方が運ぶドリブルはうまい。お互いにやりやすそうには見えました。ベルフワインもしっかり馴染んでいるようで、他のメンバーと比べても遜色ないくらい得点の匂いのする存在でした。こんなに早くプレミアに馴染むことってできるんですね。いや、まだ馴染んでなくてこれだと最高なんですけど。

引き分けも覚悟したラストプレーでソンが決めて値千金の勝ち越しです。ソン今日も2得点、これで5試合連続です。毎年ケインのいないこの時期にエース然しているソンはもはや風物詩。しかしどうやらこの試合の序盤に腕を怪我していたようで、少し離脱となるそうです。大丈夫なのか、この先。

アルデルヴァイレルトはオウンゴールを返上するように、セットプレーからストライカー顔負けのボレーを叩き込んで帳消しにしたかと思うと、ヴィラのエンゲルスはPK献上からのヘッダーで同じように盛り返してくる。そんな中で最後のミスはかわいそうでした。ソンと並んで今日の主役はエンゲルスです。まあ彼だけでなく、ヴィラの守備陣はあまりにも裏を取られすぎでしたけどね。あれじゃ前の方が浮かばれないよ。もちろん守備はチームでするものだけども。

さあユナイテッドがチェルシーに勝ったことで、猛追撃が実り1ポイント差で直接対決を迎えられることになりました。かなり理想的な状況です。その前にライプツィヒ戦があるけれど、もっともっと今週が楽しくなってきた。シティの出場権は関係なく、4位以内を目指していこう。

2019-2020シーズン 試合結果一覧

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