プレミアリーグも残り11節
4位争いに残れるのかの瀬戸際です。
続く6ポインター
チェルシーとの直接対決に敗れたのは本当に痛かった。しかし、ケインとソンと同時に欠いているなか、あれ以上にやれたと言えるのかは怪しいところ。幸いチェルシーはスパーズ戦にやる気を出してきただけで、また昨日つまづいているので差を縮めるチャンスは残されています。CL権を争う相手との対戦はまだ全て残っています。マンチェスター・ユナイテッド、シェフィールド・ユナイテッド、そして今日の対戦相手、ウルブズです。
昨年のブレイクでELを戦う今シーズンは、より過密になってしまう日程に耐えられないんじゃないかという大方の予想を覆し、十分4位を狙える位置につけています。そしてELでもしっかりと勝ち残っています。前半戦の対戦ではスパーズが2-1で勝ちましたが、かなり辛勝でした。途中から入ってきたエリクセンのコーナーキックにフェルトンゲンが下がりながらのヘディングを決めたあの試合です。
だいぶアダマ・トラオレに苦しめられた印象の強かったゲームです。あのパワーとスピードは脅威だった。あれから3ヶ月ほど経ちましたが、左サイドの守備でトラオレを止められそうな選手がいません。みんなスピード突破系には弱い。トラオレに限らずともよく走り、前線の連携に優れたウルブズを押さえこめるのか不安です。12月なら、失点しても奪い返せば良いなんて思えていましたが、今はそんなわけにはいきません。
1ポイント後ろにいるこの試合を「6ポインター」と表現してはいるものの、正直後ろのチームはもはや関係ありません。上にいる2チームを追う立場にある以上、何位のチームとの対戦であっても勝点3を積み続けていかなければならない。これ以上放されるのは致命的です。チェルシーだってシーズン終了まで今の不調のままではいないはずだから。
攻撃の選手が不足していて、トップ4を狙うのは難しいチャレンジだということはわかっています。それでも諦めないのなら、チェルシー戦の時のような姿勢ではだめ。大きな意味を持つ直接対決だという雰囲気のない試合でした。疲れもあったのだろうけど、走れないなら自分からピッチには立てないというべきだ。
キックオフは日本時間23:00です。
トッテナム・ホットスパー:予想フォーメーション
FW ベルフワイン
MF モウラ、ウィンクス、アリ、ロチェルソ、フェルナンデス
DF タンガンガ、サンチェス、アルデルヴァイレルト、オーリエ
GK ロリス
ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ:予想フォーメーション
FW ジョタ、ヒメネス、トラオレ
MF ジョニー、ネベス、モウチーニョ、ドハーティ
DF ボリ、コーディ、デンドンケル
GK パトリシオ