2019-2020 プレミアリーグ 第37節
Tottenham Hotspur 3 – 0 Leicester City
Stadium:トッテナム・ホットスパー・スタジアム
通算戦歴:20勝9敗4分(勝率:61%)
得点
6分:ライアン・ベネット(OG)(Spurs)
37分:ハリー・ケイン(Spurs)
40分:ハリー・ケイン(Spurs)
トッテナム・ホットスパー
FW ケイン
MF ソン(89’フェルナンデス)、ウィンクス(92’スキップ)、ロチェルソ(77’ラメラ)、シソコ、モウラ(77’ベルフワイン)
DF デイビス、アルデルヴァイレルト、サンチェス、オーリエ
GK ロリス
sub:ガッサニーガ、フェルトンゲン、タンガンガ、フォイス、セセニョン
レスター・シティ
FW バーンズ(83’ハースト)、ヴァーディ、ペレス(59’イヘアナチョ)
MF トーマス、ティーレマンス(70’プラート)、エンディディ(70’メンディ)、ジャスティン
DF エヴァンス、モーガン、ベネット(46’グレイ)
GK シュマイケル
sub:ウォード、ジョンソン、チョードゥリー、ジェームズ、
こんなに安心して見ていられる試合はいつぶりか。
どうしたレスター
ホーム最後だから出てほしかったな、フェルトンゲン。今日も変わらぬスタメンでした。中3日でフランスを往復してまたフル出場するなんてオーリエは一体何者なんだ。
ポゼッションは7割くらいレスターで、シュート数もうちの4倍くらいだったけど、押されている気分には不思議とならなかった。狙い通り試合を進めて狙い通りカウンターを沈めた。こりゃひょっとしたら強いぞ。
レスターは出場停止と負傷者のオンパレードで特に後方がまずい。前半は3-4-3、後半は3-5-2で戦うも、慣れないスリーバックはやりにくそうだった。左右のセンターバックとウイングバックの連携も上手くいっていないし、サイド中心の攻撃も中にクロスを合わせるタイプのフォワードはいないので、イマイチ何をしたいのかわからなかった。
ただ一人、左ウイングのバーンズだけは、いいタイミングで下がってきたり内に絞ったりして、左ウイングバックのトーマスが上がるスペースを作っていた。あの2人は連携がうまくやれていて、モウラ、オーリエのサイドは裏を何度か取られていた。
最後はユナイテッドとの直接対決で、勝敗だけでなく得失点差もかかってきそうな状況なのに、必死に点を取りに来る感じもなかった。というか、その方法が選手になさそうだった。
何か大きく変えないと今のユナイテッド相手じゃ勝負にならないだろう。正直、今日のレスターは降格チーム級に弱いチームだった。
新スタ初の4連勝
シェフィールド戦の印象が悪いだけで、再開後はかなりいい成績を残している。7月の結果だけなら優勝チームレベルだろう。知らなかったけど、トッテナム・ホットスパー・スタジアムになって、ホーム戦で初めての4連勝だそうです。
今日はやっぱりさすがケインといったところで、抜群の決定力だ。あまりにもシュートが上手い。あのコースに2発連続で蹴り込めるなんて一体どんな練習をしているのだろうか。
そしてロリスも凄かった。ペレスのボレーシュートを止めたのは本当にびっくりした。その他にも2本ほどはビッグセーブがあった。最近いい感じだから触れてなかったけど、中断明けのロリスのプレー、完璧じゃないですかね。
綺麗にカウンターで点を取って、しっかり試合をコントロールして終わらせた。気の抜けた失点がなくなったことは大きな成長に見える。
こんな展開なのに交代が遅かったのが気になった部分だ。ラメラとベルフワイン以外は全然信頼を勝ち取れていないっぽいね。特に全く出番のないセセニョンは構想に入っているのかどうかも怪しい。少なくともウイングとしては考えられていなそうだ。
さて残るは1試合、ウルブズが強いので自力では勝ち取れそうにない。最終節のチェルシー任せなのは癪だが、頑張ってもらわねば。
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