いつの間にか8位になってる・・・
もう貯金はなくなったぞ。
主力が抜けてもやはり強い
2020年も残り2試合になった。2週間くらい前までは意気揚々と首位を楽しんでいたはずなのに、気づけば暫定ながら8位にいる。これがプレミアリーグの難しさというやつか。これ以上足踏みするわけにはいかない。アウェーだろうが難敵だろうが関係ないぜ。
4年間過ごしたチャンピオンシップから上がってきて2年間を戦ったプレミアリーグで2年続けて7位という好成績を残しているウルブズ。ついに今年の夏には引き抜きに合い、スパーズにドハーティ、リヴァプールにジョッタが移籍するもそれなりの結果は残せている。
出て行った選手の穴を埋めるための補強をしたものの、不運なことにラウル・ヒメネスがダビド・ルイスとの接触で頭蓋骨骨折の大怪我を負いシーズンアウト。そこからの4試合は1勝3敗と苦しんでいる。ちなみにエースを失ったその試合ではアーセナルに勝っている。
ジョッタが抜け、ヒメネスがいなくなったチームだが、それでも前線の選手は強力だ。ネト、ポデンセ、シルバ、トラオレ。速さ上手さそして連動性、ロングカウンターの威力はリーグでも屈指のものだと思う。
そいつを警戒するならやはり裏のスペースを消すこと。ポゼッションにこだわるあまりの無駄なボールロストをなくすことに尽きる。そしてそんなスタンスに関しては、どちらの監督も同じことを考えているだろう。
レスター戦を見て、スパーズの弱点は圧倒的に遅攻のレパートリーの無さにあることが露呈した。毎試合見ている我々でもあそこまで酷いとは思ってもいなかったが、ボールを持たされると本当に何もできない。いずれは改善してほしいところではあるが、すぐには正直期待できそうにないから、自分たちの強みを生かせる戦い方にしようか。
中盤を空けるなよ
何が悪かったかって動きのない前線と後ろのスペースを警戒する後方の選手の意思があっておらず、中盤がスッカスカになってしまっていたこと。ケインが降りる動きをするとき以外は、楔のパスを上手く受けられる選手が誰もいないことだ。まあレスター戦に関してはトップ下がいなくなったことが大きな理由ではあったけど。
ロチェルソは筋肉系の負傷だったらしく、年始までは出られそうにないらしい。良いお年を。ちょうどラメラは戻ってきたが、まだスタメン起用はないだろうからここにはエンドンベレが入る。ラメラをトップ下の控えと考えるなら、またアリはベンチにも入れなくなるのかな。9人もベンチにおけるのだからウインガー増やすよりはアリを置いておいてほしいんだけどなあ。
あとはソンのポジションも気になるところ。試合展開に余裕がなくなると、点を意識しすぎるあまり中央に寄って自らボールを呼び込むためのスペースを消してしまっていることが多々ある。やっぱり彼の良さはドリブルとフリーランニングにあるのだから、スタートポジションはサイドであってほしい。真ん中にいると動きが全くなくなってしまう。
先発に入れ替えがあるとすれば右サイドバックかな。多分モウリーニョはレスター戦のPK献上には怒っている。結果を残せばチャンスを与えるし、致命的なミスをすれば罰を与えるのがこれまで見てきたモウリーニョマネジメントだった。加えてウルブズとの対戦ということで、ドハーティの士気も上がっているだろうからそこに頼ってみたい。
キックオフは日本時間28:15です。
トッテナム・ホットスパー:予想フォーメーション
FW ベルフワイン、ケイン、ソン
MF ホイビュア、エンドンベレ、シソコ
DF レギロン、ダイアー、アルデルヴァイレルト、ドハーティ
GK ロリス
ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ:予想フォーメーション
FW シルバ、ポデンス、ネベス
MF サイス、モウチーニョ、デンドンケル、セメド
DF ボリ、コーディ、マルシャル
GK パトリシオ
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