新年明けましておめでとうございます。
今年も何卒よろしくお願いします。
派手な試合になる?
年内最後の試合になるはずだったフルハム戦は開始3時間前の決定で中止になってしまいました。モウリーニョは苦言を呈していましたが、こればっかりは仕方ない。今回はフルハムでも明日は我が身。休めたと思って受け入れよう。準備はしていたはずなのでリズムは狂ってしまったのだろうが、今のスパーズはあまり良くない状況だったので良かったと思ってる。
さあ正月休みもなくプレミアリーグは続いていく。最初の試合は今シーズン最も面白いチームの一つになっているリーズ・ユナイテッドだ。16年ぶりにプレミアに昇格してくると、ビエルサ率いる名門はここまで暴れまわっている。11位ながら30ゴールはリヴァプール、ユナイテッド、チェルシーに次ぐ4番目。逆に失点も30あるが、生まれた得点60ゴールはリーグトップの数字だ。つまりリーズの試合はプレミアで一番得点の生まれる派手な試合だと言うことだ。
そんなリーズの得点源はここまで10ゴールを挙げているパトリック・バンフォード。飛び抜けてはいるが他にも20ゴール決まっているわけでワンマンチームという感じではない。たぶんCFを中心に上手いこと攻撃が構築できている結果だろう。
相手を分析し、それに対抗する戦略を立てて実行するのが得意なビエルサだけにカウンター一辺倒のままでは確実に苦戦する。というか戦術家じゃなくても今のスパーズを苦しめるのは難しくない。自分たちの後方のスペースさえケアできていれば何もできないからね。
勇気を失えば勢いに飲まれる。僕らは負けたくないのではなく勝たないといけないのだから、ある程度の打ち合いは覚悟の上で前に出る姿勢を見せてほしい。
とはいえ一体感を
言いたいことはフルハム戦のプレビューと変わらない。前から奪いに行くにせよ、後方で構えるにせよ、全体の意識はちゃんと統一してほしい。
ケインを起点に前から奪いに行こうと走ってくれる姿勢は良いのだが、連動するのが前の何人かだけになってしまい、ただ中盤にスペースを生むだけになってしまっている。逆に引いて守るなら、ボールを奪った瞬間にサイドバックも長い距離をオーバーラップする覚悟を持ってくれないといけない。全体が間延びしないように献身性を忘れないように。
3バックか4バックかという問題はあるが、ヴィニシウスとモウラが負傷から戻ったようなので、攻撃の選択肢は増えた。ウルブズ戦はDFの選手ばっかり元気でたくさんいたからDF登録の選手を5人起用する選択は理解できたが、今日は4バックに戻すと思う。
守備に走らない選手も攻撃に関与しない選手も必要ない。チームのために戦える選手で2021年のいいスタートを切ろう。
キックオフは日本時間21:30です。
トッテナム・ホットスパー:予想フォーメーション
FW ベルフワイン、ケイン、ソン
MF ホイビュア、エンドンベレ、ウィンクス
DF レギロン、ダイアー、アルデルヴァイレルト、ドハーティ
GK ロリス
リーズ・ユナイテッド:予想フォーメーション
FW バンフォード
MF ハリソン、クリッチ、フィリップス、ロドリゴ、ラフィーニャ
DF アリオスキ、ストライク、エイリング、ダラス
GK メシレ
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