相手は十分プレミア級 vs ブレントフォード

カラバオカップは準決勝

さあ、ここを越えて決勝にゆこう。

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気の抜けた選手はいらない

 悲願のタイトルまでの最短距離はここカラバオカップにある。残るクラブは4クラブ、決勝でいずれかのマンチェスターと対戦するのはスパーズかブレントフォードか。

 さて聞いたことあるようで見たことがないのが今日の相手、ブレントフォードだ。どうも最後にトップリーグにいたのは50年以上昔のことらしい。しかし着実に力をつけ、昨年はチャンピオンシップで3位になり、プレーオフを戦っている。

 今年もここまで2部リーグでは4位につけていて、なんと直近の公式戦は16試合負けなしときている。カラバオカップといえど、2部のクラブが準決勝に残っていることは驚きだが、特筆すべきはそのくじ運のなさにある。これまでの対戦相手は以下の通り。

一回戦:ウィコム・ワンダラーズ(2部)
二回戦:サウサンプトン(1部)
三回戦:WBA(1部)
四回戦:フルハム(1部)
五回戦:ニューカッスル(1部)

 1部から4部までの総勢92クラブが参加する大会において、なんと2回戦からもれなく1部のクラブばかり引き当てている。おそらく決まった時には頭を抱えたのだろうが、その全てに勝っている。奇跡のシーズンだとサポーターは大盛り上がりに違いない。さらに言うとウィコム戦とWBA戦以外はいずれもクリーンリートでの勝ち上がりだ。ブレントフォードの名誉のために付け加えると、見たところ対戦相手は大幅なターンオーバーをしているわけでもないようだった。

 つまり運だけで勝ち上がってきたラッキークラブではないということだ。上記の戦歴だけでいえば、プレミアにいても十分残留を目指せるだけの力はありそうだ。心してかかろう。

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 中2日ではあるものの、次の試合は4日空いてFAカップの3回戦だ。そもそもリーズ戦の前も1週間空いていたので、そこまでターンオーバーする必要もない。それに追いかける展開が得意とは言えないだけに、最初からフルスロットルで行きたい。

 今シーズンはここまで、カップ戦などで気が緩んでいる試合はあまりない。モウリーニョの手腕によるものなのか、単に離脱者が少ないからなのかわからないが、これはとても良い傾向だ。もちろんリヴァプール戦と同じテンションで行けというのは難しいだろうが、適切に戦ってくれると信じている。

 ブレントフォードには悪いが間違いなく引きには恵まれた。あとはメンタルの持って行き方を間違えなければ決勝への可能性は俄然高いものになる。2014-2015シーズン以来の決勝への切符は確実にいただこう。

キックオフは日本時間28:45です。

トッテナム・ホットスパー:予想フォーメーション
FW ソン、ケイン、モウラ
MF ホイビュア、エンドンベレ、シソコ
DF デイビス、ダイアー、アルデルヴァイレルト、オーリエ
GK ロリス

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