2020-2021 FAカップ3回戦
Marine 0 – 5 Tottenham Hotspur
Stadium:マリン・トラベル・アリーナ
得点
24分:カルロス・ヴィニシウス(Spurs)
30分:カルロス・ヴィニシウス(Spurs)
32分:ルーカス・モウラ(Spurs)
37分:カルロス・ヴィニシウス(Spurs)
60分:アルフィー・ディヴァイン(Spurs)
トッテナム・ホットスパー
FW ヴィニシウス
MF モウラ(65’クラーク)、アリ(65’ベイル)、ホワイト、シソコ(46’ディヴァイン)、フェルナンデス
DF デイビス(71’レギロン)、ロドン、アルデルヴァイレルト(46’タンガンガ)、ドハーティ
GK ハート
sub:ガッサニーガ、サンチェス、エンドンベレ、ソン
マリンFC
FW カミンズ(75’ウィグナル)
MF バリガン、ヒューズ(46’ハワード)、ハマミ(67’ドイル)、ディバイン(75’ストリックランド)、ケンニ
DF ジョイス、レイヴン(81’ショー)、マイリー、デイビス
GK バッサン
sub:メンデス、リンチ、エリソン
暖かい試合でしたね。
イングランドのサッカー文化は素敵だ。
サポーターの気持ちはわかるよ
久しぶりにプレビューサボりました。すみません。試合が試合なのでレビューも簡単に。
イングランドのアマチュアフットボール界の夢の詰まったこの試合。観客こそ入れられなくなってしまい残念だったが、民家に隣接し、周囲が客席で囲われているわけでもないこのスタジアムにはそれでもサポーターが集まっていた。各々お酒を持ち寄ってすごく楽しそうに観戦している。まあテレビ中継があるのだからせめてマスクくらいはした方が良かった気もするけど、そこにはとやかく言わないよ。逆の立場だったら行っていないという自信はないもの。
独特なカメラの高さがこの試合の特別感を醸し出している。ピッチ状態もそんなに良くはないので、スパーズの選手たちは余計な怪我だけはしないように慎重に足を動かしていた。
相手に敬意を示すと前日会見で語ってはいたが、さすがにホントの中心選手はロンドンに置いてきた。ロリス、ケイン、ホイビュア、ダイアーとここまでローテーションしにくかった選手はお休みだ。それでも8部のピッチにギャレス・ベイルが立つのだから十分だろう。
モウラのキレのあるドリブルや、シソコやヴィニシウスのフィジカルの強さは8部では経験できないようなものなので、まずはそこが大きな武器になっていた。まあシソコ体の強さに関してはトップリーグでも無敵なんだけど。
初めのうちはボールを握っているだけで、いやこのレベルにも攻めあぐねるんかいとちょっと思ったけど、前で決定機に関わりたがるみんなに気を使ってアリが下がってゲームメイクするようになってからは得点が生まれ始めた。
このアリの気の利いたポジショニングはとても良かったと思う。試合中に全体を見て自分の動きを変えられるところはアリの強みだ。まあハットトリックのヴィニシウスにも言えるけど、今日何をしたから即レギュラーとはなり得ないけどねさすがに。
後半に下がってからはその役割をフェルナンデスが担うようになっていた。フェルナンデスも上手いんだけど、なんでこの試合で足つっているのかは謎だった。噂通りレンタルバックが早まればこの試合が最後だったかもしれない。
あとは若手たちかな。フル出場はハーベイ・ホワイト。アンカーの位置に入って無難にボールを散らしてはリズムを生み出していた。そしてアルフィー・ディヴァイン。夏にウィガンの下部組織から加わった16歳がトップチームデビューとなった。そしてなんとゴールまで決めて見せた。スパーズ史上、最年少出場と最年少ゴールを同時に記録したのかな?
スパーズにはトップ昇格を狙う若手が山ほどいる中でよくチャンスを勝ち取って結果まで出してくれたね。またしばらく見かけないだろうけど、しっかり練習しとくんだよ。名前、忘れないでおくから。
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